- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440837
感想・レビュー・書評
-
待望の豊島屋十右衛門の花嫁一行が江戸に到着した。
ご隠居さんたちが右往左往しながらももてなす様子が微笑ましいです。そしてオマケと言っては失礼ながら小夜さんまで結婚が決まり、めでたいこと続きで良かった良かった。
一人いつまでも中途半端な亮吉が気がかりです。応援してあげたいけれど、ここまで浮ついた言動を繰り返していては、まだまだ当面ダメでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023年8月9日
いろいろ入り組んでる。
江戸と京都生活習慣も言葉も違う。
うまくいけばいいね。
小夜さんも幸せになって欲しい。 -
20190209 先に京都に着いたところを読んでいたのでようやく話が繋がった。安定していたこのシリーズも終わりの準備に入ったようだ。事件らしい事件も無く盛り上がりに欠けるが総括として読み流すだけでもシリーズの過去が思い出される構成。そろそろ終わりなのだろう。
-
話の流れが2つあり、
一つは、豊島屋の十右衛門の祝言について、きょうからの花嫁の一行が、江戸へと向かう段取りと、迎える側の様子が、描かれている。
2つ目は、女剣士の小夜と気に合わない見合いの話が持ち上がっているのだが、小夜には、勘左衛門という心寄せる者がおり、その勘左衛門の勤める青物役所の不正を書役として、政次に協力してもらい、裁いてもらうのである。
京からの嫁とりに、右往左往する様と、今流行りのではないが、女性問題でのハニートラップにひかかった十右衛門の後始末に政次が、活躍する様は、いつも通りカッコイイ。
そして、京の花嫁が、女性問題を 笑いで、一掃するところが良い。
どちらも幸せいっぱいの話であった。 -
第三十弾
豊島屋の京からの花嫁の件に裏に事件が、そして小夜の婿取りに絡み、相手方の上司の悪事が絡み、更には浪人から銀座裏の手先になった勘三郎の初手柄
最後には船で京での祝言へ旅立つ人達と盛り沢山 -
十右衛門の火遊びに対するお嫁さんの対応、かっこいいですね。
-
当代の豊島屋十右衛門の祝言が近づき、京からの花嫁ご一行を鎌倉河岸の皆々は首を長くして待っていた。そんな折、政次は同心の寺坂より、女剣術家の永塚小夜どのが政次に会いたがっているらしいと聞かされる。どうやら小夜にも見合い話があると言う。十右衛門の祝言は無事行われるのか?
そして、小夜にも幸せが訪れるのか!?
新入りの勘三郎、若親分の政次、いぶし銀の宗五郎・・・など金座裏が今回も大活躍。平成のベストセラー、記念碑的な第30弾。
平成29年5月30日~6月2日 -
57