てんぷら疑宝珠: 浅草料理捕物帖4の巻 (ハルキ文庫 こ 6-31 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2017年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440912
感想・レビュー・書評
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殺し屋がお人好しってのはなかなか。
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第四弾
過去の実家に関する事件解決の為に岡っ引きの手下として事件の解決に
今回は屋台の天ぷら屋に、昔の恩人を求めて天ぷら屋を引き継いだ男の悲喜劇、しかし最後は善悪が入込むがハッピーに -
屋台の天ぷら屋を亀二爺さんから譲られて、営んでるのは弥吉という。弥吉は幼い頃行方知れずの父親を探して江戸の町中を探し回り、母親とひもじさのあまり途方に暮れていた時に、天ぷらを食わせてくれて5両もの金をくれた恩人を探していた。それには同じ場所にいなければと、亀二から天ぷら修行していたのだった。亀二が腹のなかに腫瘍だできて、寝たり起きたりをするうちに、屋台を譲り受けたのだった。
ある日、恩人の夢を見た朝偶然にも10年ぶりに舞い戻ったという恩人に似た男が屋台にやってきた。
事件と人情、絡み複雑な展開を迎える登場人物たち。
読み応えある第4巻。 -
続き物~♪
期待通りの展開でした。
今回は菊屋橋たもとの屋台天ぷら屋の店主弥吉が登場し、物語の謎が深まっていきました。
孝助が足で稼いだ情報と推理力にスカット!
江戸物語に料理が加わり、読んでいくうちに他の江戸ものとの内容も重なり・・読み進めを堪能させてもらいました。 -
100