てんぷら疑宝珠: 浅草料理捕物帖4の巻 (ハルキ文庫 こ 6-31 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440912

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  • 殺し屋がお人好しってのはなかなか。

  • 第四弾
    過去の実家に関する事件解決の為に岡っ引きの手下として事件の解決に
    今回は屋台の天ぷら屋に、昔の恩人を求めて天ぷら屋を引き継いだ男の悲喜劇、しかし最後は善悪が入込むがハッピーに

  • 屋台の天ぷら屋を亀二爺さんから譲られて、営んでるのは弥吉という。弥吉は幼い頃行方知れずの父親を探して江戸の町中を探し回り、母親とひもじさのあまり途方に暮れていた時に、天ぷらを食わせてくれて5両もの金をくれた恩人を探していた。それには同じ場所にいなければと、亀二から天ぷら修行していたのだった。亀二が腹のなかに腫瘍だできて、寝たり起きたりをするうちに、屋台を譲り受けたのだった。
    ある日、恩人の夢を見た朝偶然にも10年ぶりに舞い戻ったという恩人に似た男が屋台にやってきた。

    事件と人情、絡み複雑な展開を迎える登場人物たち。
    読み応えある第4巻。

  • 続き物~♪
    期待通りの展開でした。
    今回は菊屋橋たもとの屋台天ぷら屋の店主弥吉が登場し、物語の謎が深まっていきました。
    孝助が足で稼いだ情報と推理力にスカット!
    江戸物語に料理が加わり、読んでいくうちに他の江戸ものとの内容も重なり・・読み進めを堪能させてもらいました。

  • 100

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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