お勝手のあん (ハルキ文庫 し)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.80
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本棚登録 : 671
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443074

作品紹介・あらすじ

品川宿の老舗宿屋「紅屋」を営む吉次郎は、二年ぶりの長旅から、見知らぬ女童を連れ帰ってきた。
吉次郎は、女童・おやすの類まれな嗅覚の才に気づき、「紅屋」のお勝手女中見習いとして引き取ることに──。
拾って貰った幸運をかみしめ、ゆるされるなら一生ここにいたいと、懸命に働くおやす。
研究熱心な料理人・政一と、厳しくとも優しい女中頭・おしげのもと、
年下の奉公人・勘平、「百足屋」のお嬢さま・お小夜とともに日々を過ごすなかで、
人間として、女性として、料理人として成長していく。
柴田よしき、初の時代小説シリーズ第一弾!

感想・レビュー・書評

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    2022年のベスト本です。

    時は、黒船の来航のとき。
    江戸は品川宿の旅籠「紅屋(くれないや)」のお勝手で働くおやすの物語です。
    おやすは、父親に八歳の時に女郎として売られたが、間違って神奈川宿の旅籠「すずめ屋」に売られて来たのを、紅屋の大旦那がおやすの味覚に驚き、すずめ屋から買い取って紅屋に連れてきた。おやすは、品川宿に来て丸七年経った。

    紅屋は、品川宿ではこじんまりした宿である。老舗だけあって調度品の良さや行き届いたもてなし、女中の気配りなどはたいそう評判が高く、客層も自慢で、金にあかせて下品に遊ぶ客は来ない。何よりも、料理が絶品である。台所を預かるのは江戸の老舗料亭、月花亭で包丁を握っていた、江戸の料理人の中でも十指に入る政一である。そして、女ひとりででも泊まれる。

    政一は、おやすが将来一人前の料理人になるようにと、常に励まし指導します。江戸時代、料理人は男です。女が料理のために台所に居ることはまれです。そこに大旦那様に見いだされたおやすが、女としてただ一人います。
    おやすは、食べる人のことを考えて、工夫します。妊婦のお客さんが、つわりで温かいご飯を食べれないのを知ると、冷たいご飯に紫蘇を混ぜて、食べやすいように小さな俵状のおにぎりにしたり。女中頭が、弟のことで悩んで食が細いと、葛切りに餡を溶かして食べやすくしたりと、食べる人を思って工夫して料理を作ります。
    政一は、おやすについて、犬より鼻のきく娘だ。しかも鼻がいいだけじゃない、料理の勘も天性のもんがあると。おやすを褒めます。

    【読後】
    字が小さいので大変でしたが。展開が早く、テンポがよく、心が温かくなりホッコリします。おやすの頑張りが、素晴らしく、人を思いやり、労を惜しまず。よく働き、そばでいるだけで気持ちが休まります。これからの展開が楽しみです。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    お勝手のあんシリーズ1作目
    2019.12発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
    2022.12.18~20読了。★★★★★
    ブックオフで1作目~3作目まで各110円で購入。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    《お勝手のあんシリーズ一覧》
    07.あんの明日
    06.あんの信じるもの
    05.あんの夢
    04.あんのまごころ
    03.あんの青春 若葉の季
    02.あんの青春 春を待つころ
    01.お勝手のあん       2022.12.20読了

    • なおなおさん
      やまさん、こんばんは。
      レビューを読んでいただき、ありがとうございます。
      時代小説は苦手意識があるのですが、本書は読みやすくて良いですね!
      ...
      やまさん、こんばんは。
      レビューを読んでいただき、ありがとうございます。
      時代小説は苦手意識があるのですが、本書は読みやすくて良いですね!
      私も読み続けますね(^^)
      やまさんのレビューも楽しみにしております。
      2023/01/13
    • やまさん
      なおなおさん♪こんばんは(^-^)
      返信ありがとうございます。
      私の本棚の「カテゴリ」→「料理、お菓子、食べ物」に
      「お勝手のあん」「...
      なおなおさん♪こんばんは(^-^)
      返信ありがとうございます。
      私の本棚の「カテゴリ」→「料理、お菓子、食べ物」に
      「お勝手のあん」「居酒屋ぜんや」「日本橋牡丹堂菓子ばなし」
      と「藍千堂菓子噺」のシリーズがあります。
      この四つのシリーズは、江戸時代を舞台にした食べ物にまつわるお話です。
      お勧めです。
      2023/01/13
    • なおなおさん
      やまさん、こんにちは。
      カテゴリから確認しました!ホントだ!色々とありますね。
      参考にさせていただきます。
      それから今日、「あんの青春」を借...
      やまさん、こんにちは。
      カテゴリから確認しました!ホントだ!色々とありますね。
      参考にさせていただきます。
      それから今日、「あんの青春」を借りてきました(^^)v読むのが楽しみです。
      2023/01/14
  • ブク友のやまさんのレビューから知りました。この後、「あんの青春」「あんのまごころ」「あんの夢」……とシリーズが続いていくようです。ピンと来ませんか?江戸時代版「赤毛のアン」のようで嬉しくなります。本の表紙も可愛いです。
    時代小説はほとんど読まないのですが、本書はとても読みやすかったです。当時の人々やその暮らし、品川宿に思いを馳せます。
    江戸の時代小説を読むと、江戸東京博物館に行きたくなります。しかし2025年度まで休館(T_T)

    江戸時代幕末の品川宿が舞台。
    主人公おやすの成長の物語。
    力仕事のできる男の子が欲しかったのに手違いで8歳の女の子がやってきたという神奈川宿の宿屋。そこに品川宿の老舗宿屋・紅屋の大旦那がおやすの嗅覚の才に気付き、お勝手女中見習いとして引き取ることになる。

    ──ずっとここにいたい。
    やすは必死だった。どんなに頑張っても、女は料理人として一本立ちが許されることはない──

    黒船来航。何か世の中が変わりそうな時代。女性の生き方も変わりそうだ。
    恋心、友情が芽生えそうなお嬢様との出会い(ダイアナ?)、そしてお料理の美味しそうなこと。
    温かい人たちに囲まれ、懸命に働き毎日を生きるおやすの成長していく姿をこれからも見守りたくなる。

    1/18追記
    美味しそうだと思った食べ物ψ(´ڡ`♡)
    よもぎ餅

    • みんみんさん
      和菓子屋さんの時代小説も読みやすい作品がたくさんありますよ♪
      美味しそうでワクワクします(^ ^)
      和菓子屋さんの時代小説も読みやすい作品がたくさんありますよ♪
      美味しそうでワクワクします(^ ^)
      2023/01/13
    • なおなおさん
      みんみんさん、色んなお料理や和菓子屋の時代小説があるのですね。
      「羽州ぼろ鳶組」も「火喰鳥」だけですが読みました!面白すぎて江戸の火消に会い...
      みんみんさん、色んなお料理や和菓子屋の時代小説があるのですね。
      「羽州ぼろ鳶組」も「火喰鳥」だけですが読みました!面白すぎて江戸の火消に会いたくなり、消防博物館に見学しに行ってしまったのですよ^^;
      時代小説に苦手意識があるのですが、読みやすくて面白くハマりそうなものなら楽しく読めそうです。
      それからみんみんさんにお伝えしたいことが!
      くまさんのブックリスト経由でみんみんさんレビューの文芸誌「スピン」を知り、読むことに繋がりました。
      ありがとうございます。
      それにしてもあのレビューは面白すぎました( ´艸`)ムププ
      2023/01/13
    • みんみんさん
      面白くてなによりでした!
      スピン布教活動は失敗かと思ってました…
      が!ありがとうございます\(//∇//)
      面白くてなによりでした!
      スピン布教活動は失敗かと思ってました…
      が!ありがとうございます\(//∇//)
      2023/01/13
  • 柴田版「赤毛のアン」だろうか。
    男の子と間違えて口入れ屋からやって来た女の子、家族と縁がない、『おやす』という名前を『お安=あん』と名付けた友人など、あちこちに「赤毛のアン」を彷彿とさせる設定はあるが、アンのようにお喋りでもあちこちで騒動を起こすわけでもない。

    品川の老舗宿屋〈紅屋〉のお勝手見習女中として働くことになったおやすは、人並み外れた臭覚と料理に関する新たなアイデアが次々浮かぶその才能を見いだされ、料理人・政一や女中頭・おしげにも頼りにされるようになっていく。
    おやすの願いはこのまま〈紅屋〉で働かせてもらうこと。いつか〈紅屋〉を引かせてもらう日が来たら料理人として一膳飯屋か茶屋でも営めたらというささやかな将来の夢もある。

    『みをつくし料理帖』のような様々な新しい献立アイデアが出てくるところは楽しい。冷えた天ぷらをどう美味しく食べてもらうか、つわりで食欲のない客に何を出せば良いのか、潰れたよもぎ餅をどう生まれ変わらせるか…。

    ただ『みをつくし~』のように次々試練があるわけではない。
    おやすは〈紅屋〉に来るまでは貧しく辛い日々だったようだが、〈紅屋〉の人々は仕事には厳しくとも優しいし、主人は周囲の宿屋から奉公人に甘過ぎると言われるほど温かい。
    同業者の〈百足屋〉も料理人や女中さんと仲良しで料理のアイデアを共に考えたりするし、〈百足屋〉のお嬢さん小夜とは仲良しになる。

    安心して読める一方でハラハラはないのでやや物足りなさもある。
    しかし黒船来航から始まる時代の変化の中で価値観や考え方、生き方まで変わっていくのではという予感も感じさせる。
    それを教えてくれるのが実在の絵師・河鍋暁斎だ。彼は今回だけの登場のようだが、おやすと小夜に様々なことを教えてくれた。

    作中では女の料理人などまだまだ少なく(『みをつくし~』の澪のような一膳飯屋にはいるが)、おやすも料理人になれるかは分からない。一方で料理人として修行中の勘平は料理より算盤が得意だ。
    お嬢さんの小夜は蘭方医になりたいという夢があるが、親は嫁入りを考えている。
    彼らの進む道がどうなるのか、この時代の変化に伴い柔軟に生き方も選べるようになるのかは楽しみ。

    また思春期を迎えたおやすは、二組の男女を通して男女の関係や恋愛を知る。可哀想に器量は良くないと表現してあるおやすだが、いずれ素敵な恋と出逢えるだろうか。

    続編も出ているようなので、そのうちに読んでみたい。

  • ★なおなおさんのレビューと「時代小説版 赤毛のアン」という作品紹介が気になり、読んでみました。

    明るさ、優しさ、清々しさが心地よい小説。
    最近、胸にズシンと重たく響く読書が続いていたので、今回は肩の力を抜いて楽しんだ。
    品川宿の老舗宿「紅屋」に引き取られ、女中見習いとして働くおやす。料理人の政さんや女中頭のおしげさんに鍛えられ、一人前の女中を目指す。「百足屋」のお転婆お嬢さま・お小夜、弟のような存在の奉公人・勘平、進歩的な考えを持つ絵師のなべ先生……色んな出会いに恵まれて、おやすは大人になっていく。
    黒船来航や相次ぐ天災、新時代の予感……時代の変化の真っ只中で、一生懸命に生きるおやすたち。いつの時代も、心を込めて作られた美味しい料理は食べた人の心をほぐし、あたためる。純真なおやすと周囲の優しい人たちの続きが気になる。

    美味しそうなお料理が次々出てくる。食材の扱い方や調理の工夫・行程、味わい方が楽しげに描写されている。
    刻み梅漬けを混ぜ込んだひとくち俵握り
    あんこをとろっとのせたよもぎ餅
    よもぎ葛湯
    山菜天ぷらの出汁漬け飯
    梅漬け、蜜梅、梅干し
    おかかの焼きお握り
    美味しいものを食べたいなという気持ちがムクムクわいてくる。
    ひとくちお握り、息子たちが喜びそう。
    つぶあんがたっぷりかかった草団子を明日絶対に買いに行こう。
    久しぶりに晩ごはんは天ぷらにしようかな……
    私は本に出てくる食べ物にすぐ影響されるので、こんなことばっかり考えながら読んでいた。続編はもうちょっとストーリーに集中しよう。

    • なおなおさん
      ゆたこちさん、美味しそうなレビュー♡
      今の東京の感じから、品川宿って本当にあったの?ってピンと来ないのですよね。海が見えたの?とか。
      おやす...
      ゆたこちさん、美味しそうなレビュー♡
      今の東京の感じから、品川宿って本当にあったの?ってピンと来ないのですよね。海が見えたの?とか。
      おやすちゃんが人々が行き交う様子を見て、旅人に思いを馳せる様子が目に浮かびます。
      私も江戸を旅したくなり^^;、お散歩アプリ(江戸バージョンで東海道を架空で歩くもの)を始めたんです^^;
      ちょうど本書を読み始めた辺りから江戸を出発し、品川宿を経て、今は駿河国の由比宿におります^^;京都まではまだまだです。
      2023/03/27
    • ゆたこちさん
      なおなおさん、おはようございます(*^.^*)良い本をご紹介いただき、ありがとうございました!

      面白いアプリがあるんですね。架空の東海道歩...
      なおなおさん、おはようございます(*^.^*)良い本をご紹介いただき、ありがとうございました!

      面白いアプリがあるんですね。架空の東海道歩きってすごく楽しそう!駿河は景色が良さそうですね。
      京都到達、応援してますっo(*´ω`* )o

      東京はたまに駅を利用するくらいですが、ビルも埋め立て地も増えて街中に海の気配はもうあまりないのでしょうか。
      海を近くに感じる活気溢れる宿場町……おやすちゃん、良いとこ住んでたんですね(-ω-。)
      2023/03/28
    • なおなおさん
      ゆたこちさん、お返事をありがとうございます。
      今の東京には海の気配は感じませんよね。
      だいたい地下鉄に乗ると、どこにいるのやら。
      江戸お散歩...
      ゆたこちさん、お返事をありがとうございます。
      今の東京には海の気配は感じませんよね。
      だいたい地下鉄に乗ると、どこにいるのやら。
      江戸お散歩では、昨日駿河国の興津(おきつ)宿に到着しました^^;静岡県静岡市清水区だそうです。
      京都を目指して行ってきますε=╭( 'ω' )╯
      2023/03/29
  • 幕末の品川を舞台に、旅館の台所で働く少女が主人公。
    シリーズ第一作です。

    奉公先を断られた女の子おやすは行き場をなくしていたが、老舗の宿屋「紅屋」の主に引き取られることに。
    おやすは貧しい育ちで親に売られたのだが、嗅覚がすぐれていて、料理の勘もありそうだったのだ。

    「紅屋」のお勝手女中見習いとなったおやすは、料理人の政一や、女中頭のおしげに仕込まれることになる。
    政一は研究熱心で優しく、おしげも厳しいが公平。
    女の子は料理人にまではなれないが、料理人になる予定の奉公人・勘平よりも料理が大好きなおやすでした。
    同業の「百足屋」のお嬢さま・お小夜と仲良くなり、楽しい事の多い暮らしに。
    まだ少女だがいきいきと成長していくおやすの姿、まわりを囲む人たちの悪気のないあたたかさにほっこりします。
    ただ、「赤毛のアン」にはあんまり似てないですよ~。主な特徴をあげると違う。そんなに似せる必要もない?(笑)

    実在の画家・河鍋暁斎の若き日が登場したのがちょっと嬉しいです。けっこうこのパート長い?
    黒船がいた時期なので、しばらくすると動乱の影響も出てくるのでしょうか。

  • 品川の宿屋・紅屋のお勝手女中見習いとして働く『おやす』の物語。紅屋の主人・吉次郎が、売られようとしていた女童・おやすの持つ優れた嗅覚に気付き、紅屋で働かせることにした。紅屋の料理人・政一はおやすの料理の才能を認め、共に新しい献立作りに励む。シリーズ第一作。

  • 下働きの男の子を雇おうとしたら、間違えて女の子が来た。
    どこかで聞いたような出来事から始まるお話。
    間違えられた女の子は、おやす。
    いろいろあって、品川の宿、紅屋に奉公する。
    お勝手の料理人の下で下働き。類稀な嗅覚と料理の豊富なアイデアで、才能豊か。しかし女では料理人にはなれないと言われている。
    運命に抗わず、その場その場の立場で懸命に働くおやすは、とてもいじらしい。
    大きな宿のお嬢様のお小夜と出会い、友情を育む。おやすの字を「安」では?というお小夜、お小夜はおやすを「あん」と呼ぶ。ずっと友達でいようと約束する。お小夜はつまり、ダイアナかな?
    絵師の、通称なべ先生との交流もじんわりくる。
    紅屋の人々の人情もよき。
    おやすの成長も、微かな恋も、読みどころがたくさんある。
    魅力的なシリーズだと思う。

  • 柴田さんが時代小説、しかもお仕事もの⁉️ と思いましたが、いやぁ! 面白かった‼️

    男の子と間違えられて、最終的に紅屋に引き取られたやすは、確かにアンなのでしょうね。
    周囲の暖かな人々に支えられて、悩みながら、成長していく姿はまさにアン・シャーリー。

    ダイアナのような親友にお小夜ちゃんがなるのかな?

    楽しみなシリーズか始まりました

  • 月刊ランティエ2019年2月号〜9月号掲載のものに加筆修正し、2019年12月ハルキ文庫刊。シリーズ1作目。江戸時代赤毛のアンという紹介に惹かれて読みました。柴田さん初の江戸時代もの。幕末の品川宿で奉公する女の子の成長物語。おもしろい登場人物たちと仕事や生活の様子が楽しいです。次作が楽しみ。

  • すごく良かった!
    高田郁著「みをつくし料理帖シリーズ」に通じるところがあるように感じました。

    宿屋「紅屋」にずっといたいー。
    そう願うお勝手見習いの奉公人として日々を過ごすやすは、食べることに関しての感覚の鋭さには一目置かれる存在。
    おやすがパッと思いつく料理は美味しそうだし、登場人物がみんなとても良い人♪
    おやすの成長をずっと見守っていたくなる。

    心に響いてくる言葉や印象に残るシーンがいくつもあって、温かい気持ちに満たされました。
    黒船来航後の世がどんな変化をもたらし希望を与えてくれるのかーー。
    美味しそうな料理と今後のおやすが気になります。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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