大阪で生まれた女 たこ焼きの岸本(3) (ハルキ文庫 は 12-4)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758444095

作品紹介・あらすじ

大阪の住吉大社近くで、たこ焼き屋をひとり営む岸本十喜子。
永らく失踪していた息子颯が、ひょっこり戻ってきた。一歳半になる子ども嵐を連れて。
嫁は、なんと女子プロレスの現役選手で、十喜子は、嵐を預かることに。
孫は可愛く、多忙だけれど充実した日々を送っていたが……
たこ焼きの天ぷら、紅ショウガご飯、うどんすき、すき焼きなど、大阪の庶民の味とお節介好きなご近所さんたちの人情も、たっぷり。
書き下ろし長編。

感想・レビュー・書評

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  • 「大阪ほんま本大賞」作家 蓮見恭子が語る『たこ焼きの岸本』の舞台〜住吉大社界隈の魔力 - 講座 | ナカノシマ大学
    https://nakanoshima-daigaku.net/site/seminar/article/p20211127

    蓮見恭子 公式HP
    https://hasumik.com/

    大阪で生まれた女 たこ焼きの岸本(3)|書籍情報|株式会社 角川春樹事務所 - Kadokawa Haruki Corporation
    http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=6498

  • 第3弾目。

    今回は、今まで以上に頑張り屋の十喜子さんがパワフルに活躍という感じ…。

    大阪のおばちゃんやから〜というわけでもなく、十喜子さんはとても繊細で気くばりもできる人だと思う。

    大阪で生まれた女とタイトル通り、難波根性もあり…でサクッと読めた3作だった。

  • 前作で十喜子さんの若いころを書いてくれたので、今作はまた違った角度で楽しめたわあ。
    単なる(?)大阪のオバチャンと思ってた十喜子さんがあんなにも「いいお嬢さん」やったと知ってからはもう…。

    何やろう今回もこのピュアさ具合…。

    ステキすぎた。続編も書いてほしいな。

    奈美絵さんもステキな女性やしなあ。彼女の今後もめちゃくちゃ気になる。

    十喜子さんより、奈美絵さんのすかっとした生き様に憧れるなあ。
    十喜子さんは想像以上に細やかで「どこにでもいる女の子」が大人になった人やったのよう…。それも、いいんやけどさ。

    あと、たこ焼きのてんぷらはすごい。食べてみたい。

  • 商店街のおっちゃん、おばちゃんの人間関係が目に浮かびます。

  • 50代女性の心情を生活にのせて地方色(食)たっぷりと。十喜子、諸口さんのこと本当にそれでいいの?続編希望です。

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著者プロフィール

大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著書に「国際犯罪捜査官・蛭川タニア」シリーズ、『ガールズ空手 セブンティーン』『襷を、君に。』『シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―』などがある。最新作は『襷を我が手に』。

「2018年 『始まりの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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