純喫茶パオーン (ハルキ文庫 や 17-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 1240
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758445047

感想・レビュー・書評

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  • ネーミングセンス抜群のタイトルが面白くて読み始めた。
    ほのぼのとした日常がほのぼのと書かれてある。
    嫌なことや悲しいこともあるけど、幸せな毎日ってこんな感じだなぁと思う。
    喫茶店のメニューがどれも美味しそうで食べてみたい。

  • 純喫茶パオーンを営む祖父母をお手伝いしている孫が主人公の物語。

    小学生→中学生→大学生と成長過程も見れて、また祖父母がいい。とくにおじいちゃん。
    こういう喫茶店があって子どもの頃から行ってたら常連になるなぁ。

  • 常連になりたい喫茶店。
    カバーの感じもすき。

  • 話が進むごとに小中大と主人公達がちょっとずつ成長している。反対に、おじいちゃんおばあちゃんはちょっとずつ老いていく。
    同じ時間軸で展開するのではなく、時間を動かすことで、純喫茶パオーンの深みと安らぎが強く感じられる。永遠なんてものはないけど、パオーンという居場所は続いて欲しいと願ってしまう。

  • 表紙に惹かれて。「ぼく」と「ぼく」のおじいちゃんとおばあちゃんの喫茶店「パオーン」を舞台としたお話。ほのぼの読める小説かと思ったので最終話はちょっとだけ違ったかな?と思ってしまいました。最初小学生5年生だった主人公が2話では中学生、3話では大学1年生と、1話終わるごとに成長していくのでみんなの成長を見守っている感覚が楽しいです。

  • 正直イメージ通りの純喫茶すぎて、滅茶苦茶満足!!
    どことなく懐かしい気持ちにさせてくれるので幸せな時間でした‥

  • 表紙の字体といい読み始めから舞台の純喫茶に入って眺めているような気分で読めました。

    食べ物の描写に触発されて思わずミルクセーキを作ってしまい飲みながら飲むのはまた最高でした笑

  • 純喫茶パオーンを営むおじいちゃんとおばあちゃんの孫、来人が主人公。
    3編に分かれていて、最初は小学生の来人、次は中学、次は大学生と成長していく過程の出来事のお話たち。
    テンポが良くて面白かった

  • こういうのほほんとする本に癒される^^登場人物はみんな優しく穏やかで、でてくる食べ物もほんとに美味しそうでほっこりした

  • 喫茶店の食べ物の描写が素敵!

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2002年、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した『十二歳』でデビュー。07年『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、08年第23回坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で第3回神奈川県本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で第69回小学館児童出版文化賞を受賞。『明日の食卓』は21年映画化。その他の著書に『消えてなくなっても』『純喫茶パオーン』『ぼくたちの答え』『さしすせその女たち』などがある。

「2021年 『つながりの蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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