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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758445979
作品紹介・あらすじ
浅草の古ぼけた遊園地『花やしき』裏で、調査会社を営んでいる元警察官の松戸。覚えのない不祥事に巻き込まれ、出所不明の口止め料四千万を渡された挙げ句、身辺を張り込まれるという境遇に陥った彼は、人生の負け犬を装って探偵を続けていた。そこに警視庁で同僚だった紅林から警察官に成れなかった少女・依美を共同経営者にしないかという申し出が来る。不穏な匂いを感じつつも、それを受け入れた松戸は、紅林経由で依頼のあった教育機関役員の素行調査を進めるのだが……。新たなる探偵バディ小説の登場!
感想・レビュー・書評
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鷹樹烏介『ワイルドドッグ 路地裏の探偵』ハルキ文庫。
見に覚えのない不祥事に巻込まれ、警察を懲戒免職になりながら4,000万円もの大金を渡され、監視されながら、浅草の『花やしき』の裏で調査会社を営む松戸一郎が主人公のハードボイルド風の探偵小説。
最後まで敵の正体は見えて来ないし、主人公の松戸一郎が警察をクビになった理由も謎のまま。松戸とコンビを組む須賀田依美の過去も描かれず、事件が起きたのか、解決したのかも解らぬうちに結末を迎えた。
最近注目していた作家なのだが、新作を刊行する度に劣化していくような気がする。
松戸は渡された4,000万円をギャンブルで全て使い切ったように装い、人生の負け犬を演じていたが、ある日、かつての同僚の紅林から警察に入れずに、その才能と財産を持て余していた須賀田依美という少女を共同経営者にすることを持ち掛けられる。
松戸は須賀田の教育係となりながら、紅林から依頼された人物の調査を行う。
本体価格680円
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