コーポレートコーチング 上

著者 :
  • 開拓社
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758970112

作品紹介・あらすじ

売上が伸ばない、利益が出ない、部下にやる気がない、人材が育たない…経営者・管理職の悩みは尽きない。だが、そんな組織にはある共通点があった。それを改善し、好循環に乗せることで、大きな成果を出す組織に生まれ変わることができる。社員も経営者もお客さんも全員ハッピーになる、科学的な組織コーチングを初公開。

感想・レビュー・書評

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  • 水中生物を陸上にあげて、進化するきっかけをつくるのかがコーチの腕の見せ所という例えが、とても分かりやすかった。現状の最適化は、退化なんだな。

  • なんとなくそうなんだろうなと思うことが書いてあるが、私のレベルではまだ完全に理解はできなかった部分もあり、イメージが多少できたに過ぎない。この内容が理解できるような視座に早くなりたいと思った。

  • テレビは捨てて、本を読みましょう

  • 組織全体のゴール設定が大切

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/corporate_coaching.html【書評】『コーポレートコーチング 上』目的はなにか? : なおきのブログ

    <目次>
    まえがき
    第1章 コーポレートコーチングを学ぶための基礎知識
    第2章 コーポレートコーチング・入門編
    第3章 コーポレートコーチング・初級編

    2017.04.28 松本さん推薦
    2017.05.03 読書開始
    2017.05.08 読了

  • 普通でした。

    エフィカシーとは「ゴールを達成する自己の能力の自己評価」

    黄色のハイライト | 位置: 156
    それは「ゴールは現状の外側に設定する」というものです。 「現状」という言葉も少し説明が必要でしょう。 「現状」とは、「今」という時間における状態を指す言葉ではありません。  もう少し広い概念を指す言葉で、「現在の状態のままいけば十分に起こり得ると予想される未来」をも含んだ概念なのです。


    黄色のハイライト | 位置: 169
    ゴールは現状の外側に設定するのがルールですから、設定した時点では、ゴール達成に至る道筋など見えないのが当たり前なのです。


    黄色のハイライト | 位置: 218
    「コアーシブ」というのは、リーダーが抑圧的に、あるいは恐怖を利用して人を動かす、もしくは報酬を利用して人を動かすような組織を言います。


    黄色のハイライト | 位置: 225
    リーダーがその組織のコーチになってしまえばいい


    黄色のハイライト | 位置: 237
    普段はほとんど意識しないかもしれませんが、意識的にしろ、無意識的にしろ、私たちが行っている行動はすべて背後に言語が存在し、言語によって規定されているのです。


    黄色のハイライト | 位置: 264
    組織が愚痴や文句ばかりというのは、ゴール設定がうまくいっていない証拠でもある


    黄色のハイライト | 位置: 289
    モチベーションは原因ではなく、結果


    黄色のハイライト | 位置: 348
    組織、プロジェクト等でのリーダーとして大きな責任を背負うことになればなるほど、エモーションコントロールが必要になる場面が数多く出てくる


    黄色のハイライト | 位置: 436
    ハイパフォーマンスな組織を作るには、組織の構成員全員がハッピーな組織になればいい


    黄色のハイライト | 位置: 438
    重要なのは、「構成員全員」という部分です。もし一人でもパフォーマンスの低い人がいたら、全体のパフォーマンスはその人のレベルにまで下がってしまうと考えておくべきです。


    黄色のハイライト | 位置: 464
    個人のゴールと組織のゴールとが、どこかの「抽象度」で共有し合えればいいのです。


    黄色のハイライト | 位置: 526
    コーチングにおいてゴールの抽象度を上げるというのは日常茶飯のことですから、きちんとしたコーチングを受けている限り、問題なくできるようになります。


    黄色のハイライト | 位置: 532
    本当に優れたリーダーであれば、組織の構成員の幸せ、組織の構成員全体のゴールのことを考えて当たり前です。  個人が自身のゴールと同時に、家族のゴール、家族の幸せを考えるようになるのと同じです。  自分がハッピーになろうというときに、家族にアンハッピーな人がいたら、はたしてハッピーになれるでしょうか。  間違いなく、家族全員がハッピーであってほしいと考えるはずです。  規模の違いこそあれ、家族も会社のような組織も同じです。


    黄色のハイライト | 位置: 561
    ゴールを更新していくべき理由は他にもあります。  むしろ、こちらの方が根源的な理由とも言えますが、ゴール達成が実現されそうになると、そこへ向かうエネルギー(モチベーション)がどんどん失われてしまうのです。


    黄色のハイライト | 位置: 657
    「進化」とは周囲にいる者たちがこぞって反対し、特に親などは徹底的に引き止めるようなところへ、「俺は行く」と言って、行ってしまうものを言うのです。  そして、そのとき隣には必ず優秀なコーチがいるはずで、そうでなければなかなか現状の外へと思い切って飛び出すことはできないのです。 「俺は行く」と言って、行ってしまうのは、マインドの働きによるものです。  そのマインドを的確に働かせるためには自分一人では難しく、どうしても優秀なコーチが必要になってくるのです。


    黄色のハイライト | 位置: 710
    リーダーは、その組織、集団の構成員に対して、強いラポールを持ちます。  あるいは、構成員が強いラポールを感じる存在をリーダーと呼ぶわけです。  そのリーダーが高いエフィカシーを持っていると、そばにいる構成員たちのエフィカシーも高くなります。  組織全体のエフィカシーを高めるには、組織の構成員がラポールを抱くリーダーがいて、そのリーダーのエフィカシーが高いことが重要です。


    黄色のハイライト | 位置: 827
    「ドリームキラー」とは、読んで字のごとく、「夢を潰す人」のこと


    黄色のハイライト | 位置: 858
    強い組織のリーダーは、みんなが「無理だ」というミッションを成し遂げるのが仕事です。


    黄色のハイライト | 位置: 882
    簡単に言いますと、リーダーの人たちと現場の人たちとの違いは何かという話です。  これは、抽象度の違いと捉えるべきものです。  リーダーは常に高い抽象度を保つ必要があります。  仮に現場レベルの業務をやるケースがあったとしても、頭の中は常にコーポレート全体の発展とか、コーポレートが目指すゴールのことを考えていなければなりません。


    黄色のハイライト | 位置: 898
    現在的な組織は、誰もがいつでもリーダーになることができるように、最初から訓練された人たちの集合体であるべき

  • 全ての問題や原因はマインドにあると捉える

    ゴールは現状の外側に設定する
    自己評価を上げると、現状の外側のゴールが見える、
    モチベーションは原因ではなく結果である
    現状の最適化は退化

    など共感できるところが多く、
    事あるごとに読み直したい。

    少し残念なのは、カタカナが必要以上に多く感じること。
    外国の言葉を翻訳すると変質するというのもわかるが、慣れていない言葉は読みにくい…
    その説明がピンと来にくいところもあるのが、すごく勿体無いと感じた。

  • チーム内での

  • 上のほうがはるかによかった。

  • コーチングとは何か、組織に対するコーチングを誰がどのように取り組むのかの基本と初歩編。
    イメージできる目標を置くことをやってはならないという指摘は、コンフォートゾーン外という点で納得できるが、つい夢地図を描くイメージから抜け出せない自分の中のジレンマを感じた。
    16-152

  • ページ数が少ないのと文章がわかりやすいので読みやすかった。続編出たら読みたい。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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