人権の宝島冒険: 2000年部落問題調査・10の発見

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  • 部落解放・人権研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759202250

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  • 「人権」
    =「人間の権利」
    =「社会的に合意された人間の権利」
    =「法律や条約によって規定された人間の権利」

    当然、時代や国が異なれば「社会的合意」の内容や水準も異なってくることから、「人権」の内容や水準は多様であり可変的である。
    「人権」の内容や水準に絶対的な答えがないのはそのためである。

    部落問題の定義
    「部落出身者の人権が侵害されている問題」
    ではなくて、
    「部落出身者が人権を侵害されている問題」

    (p143-144)

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著者プロフィール

1952年生まれ。関西外国語大学助教授・近畿大学人権問題研究所教授などを経て、2019年度より同研究所特任教授。。博士(社会学)。

〔主な著書〕
『部落解放への挑戦―「補償」から「建設」へ』(解放出版社、1994年)
『人権のステージ―夢とロマンの部落解放』(解放出版社、1998年)
『人権の宝島冒険―2000年部落問題調査・10の発見』(部落解放・人権研究所、2002年)
『土地差別問題の研究』(解放出版社、2003年)
『土地差別―部落問題を考える』(解放出版社、2006年)
『結婚差別―データで読む現実と課題』(部落解放・人権研究所、2007年)
『見なされる差別―なぜ、部落を避けるのか』(解放出版社、2007年)
『同和行政がきちんとわかるQ&A』(編著、解放出版社、2008年)
『差別のカラクリ』(解放出版社、2009年)
『「人権の世間」をつくる』(解放出版社、2013年)
『「同対審」答申を読む』(解放出版社、2015年)
『ガイドブック 部落差別解消推進法』(編著、解放出版社、2017年)など

「2019年 『部落差別解消推進法を学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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