- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759308907
感想・レビュー・書評
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著者は、大学卒業後、「三井デュポン・フロロケミカル」に入社。その後、「チュース・マンハッタン銀行」に転職、35歳の若さでケミカル銀行東京支店の人事部長に就任。それ以降も外資系銀行の人事部長を歴任する。現在は大学の非常勤講師の傍ら、エグゼクティブ・国際人事コンサルティング「アップダウンサイジング・ジャパン」を主宰している。
著書は「クビ論」「残業しない技術」「超絶!シゴト術」等多数。
本書は、著者の「運命の出会い」により転職に成功し、今も有効に活用している「人脈」について体験を基にわかりやすく説明されている。
人脈づくりの基本は以下の4つと説明している。
①人脈を通じて何をしたいのか?
②目的を実現するための人脈とは何か、ハッキリと認識ができているか?
③いまの自分の人脈は、「何が不足」で「何が余計」で、さらに「どこをどうやったらそのギャップを解消できるのか」きちんと分析できているか?
④強くて役に立つ人脈にアクセスし、それを持続させるために、自分自身がそのような人脈の(ハブ)に位置しなくてはならない
SNS等のネットが盛んになっている環境変化の中、「バーチャル」→「リアル」への変遷は、人脈づくりの新時代の幕開けの象徴と著者は説明しており、2005年の出版当時から著者はSNSの進化について予想していたかと思うと流石と感心させられる。
本書の中で「人脈づくり」を行っていく上で普段から心掛けておく点について説明があり、当たり前であるも重要であり以下に残しておきたい。
①内面を磨くこと
②他人に対して思いやりをもって接すること
③情熱を心のなかにいつもたぎらせていること
④常に向上心をもって、目的に向かって進むこと
⑤ポジティブな発想をもって行動すること
⑥自分のビジネス分野の勉強、研究を怠らないこと。
「人脈」には「人望」がつきものであり、上記6点については「人脈」を意識せずとも今後自分も意識して生活に取り入れていきたい。
今、自分自身が取り組み楽しんでいる「facebook」も「人脈」づくりのひとつのツールである。上記の4つの基本については試行錯誤しながら考えは固まりつつある。
大目的は頻繁に変えることは好ましくないが、自分の考えの変化については、柔軟にこれからも受け入れていき、良い人脈をつくるためにまず「自分の成長・変化」を意識して取り組んでいきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館
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ふむふむ なるほど
要は積極的になれ ということらしいです -
営業マンに新規顧客をつくるに良い本。
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タイトル通り、ゼロからでも始められる術が書かれております。