「ひとりの老後」はこわくない

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759309928

作品紹介・あらすじ

お金は?ボケたら?病気になったら?終の住処は?葬式は?お墓は?シングル女性をサポートし続けて10年、NPO法人SSSネットワーク代表松原惇子があなたの不安にすべて答えます。

感想・レビュー・書評

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  • 「老後」。最近、自分の老後について考える事がある。どのように生きていくのだろうか、どのように死んでいくのだろうか。ボケたらどうなるのだろうか。動けなくなったらどうなるのだろうか。
    そして、誰かに頼った方がいいのだろうか、誰かに頼らない方がいいのだろうか。頼らないとすればどうすればいいのだろうか、と。そして、本書を手にした。

    歳を取ったら、いろんなことに自信が無くなってしまった。
    例えば、部屋の模様替え。もう家具を移動することは自分では無理。新しい電気製品の接続だって心もとない。次のパソコンは使えるだろうか。次のスマホは。

    例えば、介護サービス。本人の申請が必要とのこと。要支援、要介護になったとき、自分で自覚をもって役所に申請できるのだろうか。誰に頼って、手続すればいいのだろうか。そして、要介護の認定がでた場合は。

    例えば、終の棲家を考える。介護付き有料老人ホームにするか、自宅か、高齢者住宅か、介護施設か、高専賃か。予算もあるでしょう、この選択は、歳を取ってから、危い判断でするのは、危険かもしれない。

    例えば、終活。健康寿命のうちに、「まだまだ」決めなければいけないことがいっぱいあるような気になっただけです。

  • 自分の将来が気になり出した時に出会った本。
    少しは不安がなくなったかな。

  • ー人は箒の役割をしてくれるー自分から人に願いを乞う人にならない限り、ひとりの老後は楽しめないー

    ーお金を使わず生きてきた人は、海底でじっとしている大貝のようだ。周りをさぐりながら生きていて、頑なで自分からは、何も人に与えないー

    ーひとは孤独死と言うかもしれないが人にはひとりで死ぬ自由があるのだー

  • 読みやすくて良い本だった。50になったら覚悟を決めろ、というのが印象的。このまま一人でいるつもりではあるけど、いつ頃から老後を本格的に設計したらよいか、つーか、40、50の働きながらの段階で何をしたらいいのかが分からなかったんだよね。ひたすら金を貯めるしかないのか、と。まぁ友達作りは今からでもするべきだよね。独り身はそれが苦手だ、とずばりと書いてあったのも良かった。人付き合いを煩わしく思っちゃいかん。今のうちから。高専賃も県内、市内にあるのか、調べよう。

  • 資料番号:011048030
    請求番号:367.7/マ

  • 09年5月

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著者プロフィール

松原惇子ノンフィクション作家。1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジにてカウンセリングで修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーに。1998年には、おひとりさまの終活を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる。『わたしのおひとりさま人生』『母の老い方観察記録』(海竜社)、『極上のおひとり死』(SB新書)など、著書多数

「2023年 『97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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