うつになる若者たち: 増える「依存型うつ病」の真実

著者 :
  • 海竜社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759310832

作品紹介・あらすじ

打たれ弱く大人になりたくない若者たちの間で、新しいタイプのうつ病が増えている!豊富な臨床経験に基づいた「うつ病の最新治療法」「うつ病にならないための10のポイント」も必読。

感想・レビュー・書評

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  • 2022.11.25 図書館

  • 「依存」という観点から非定型うつを定義する論理は納得でき面白い。しかし、それ以外はただの病気の紹介本だった。どう病と向き合うべきか、治療すべきかという点では何の役にも立たない。ただ当事者には役に立たないが、第三者的にその病気について認識したつもりになるにはいいのかもしれない。しかし、作者に若干の偏見的傾向があるのが残念だ。

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著者プロフィール

1945年新潟県糸魚川市に生まれる。1968年東京大学文学部心理学科卒業。1976年横浜市立大学医学部卒業、東京大学付属病院分院神経科勤務。1986年国立精神・神経センター精神センター精神保健研究所室長。1994年町沢メンタル・ヘルス研究所開設。1998年立教大学コミュニティ福祉学部教授。現在は精神科医・医学博士、町沢メンタルクリニック院長。
専攻は思春期・青年期精神医学/社会病理学・異常心理学/心理療法・犯罪学。
主な著書として、『ボーダーラインの心の病理』(創元社)、『成熟できない若者たち』(講談社)、『ボーダーライン』(丸善ライブラリー)、『閉じこもるフクロウ』(朝日新聞社)、『あなたの心にひそむ』(PHP研究所)、『こころの健康辞典』、『心の壊れた子どもたち』(朝日出版社)、『臨床心理学』(医学書院)、『ぼくの心をなおしてください』(幻冬社)、『ADHD』、『心の健康ひろば』(駿河台出版社)、『人格障害とその治療』(創元社)。

「2012年 『多重人格とボーダーライン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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