- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759314502
感想・レビュー・書評
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最初の方は、転職するのではなく3年は継続せよというような20代向けのアドバイスが多く、それも割としつこめに続くので「なんだかなぁ」という気持ちになったものの、後半からグッと為になる話が。
それは「飽き」への対策。
私はフリーランスなんだけど(私は転職が多めなので、前半は耳が痛かったというのもあるかもしれない)、書くことがたまに味気なく感じる時期が定期的に訪れる。そういうとき、より掘り下げて調べてみたり、最新の情報を取り入れてみたりすると、新しい視点が開けてスランプを脱することができる。それって粗っぽく言えば「好き」だからできてるんだなと。
最初は、著者の言う意味がいささか説教っぽく聞こえていたけれど、通して全部読んでみると「そういえば」と思い当たることがいくつかあって、著者の言いたい意味がより深く分かるようになった。正直、勇気づけられた。仕事じゃなくても、誰かに依頼されなくても、書いたり考えたりしなきゃ!早速、行動を改めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ぶらぶら美術・博物館」やアド街の影響からか、いろいろな知識を持っているスーパーな人というイメージの山田五郎氏も、原稿が書けないと悩んだり、仕事で反りが合わない人がいたりという、本人にとっては言いづらいようなことも書かれていて、より身近に感じられた。「「嫌い」よりも「好き」な方がうまくいく」から「実は好きになれなくてもいい」という展開に優しさを感じた。
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生きる力