- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759823042
作品紹介・あらすじ
夜になると、夜行性の動物たちが「ナイトランチ」を訪れます。キツネにはミンスパイ、アナグマにはサンドイッチ。お店の中はジュージュー、パチパチと、おなかが空く音で満たされていきます。けれども外には、パンのかけらを探す一匹のネズミ。仕事を終えたフクロウは、ネズミをお店に招き入れて…。
感想・レビュー・書評
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モノトーン、でも黒ではなくブラウンの濃淡で描かれた絵が、夜の静けさ、フクロウの優しさを際立たせます。ナイトランチに行列する動物たちのワクワクしている表情が可愛い! 閉店間際に、お掃除ねずみとランチする場面、ほっこりします。「満月珈琲店」となにか縁があるような、ないような……夜行性なら人間もお客になれるのでしょうか?
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夜のとばりが降りる頃、夜行性の動物たちが集まる街に、ロバが曳く<ナイトランチ>のワゴン車が駆けてくる。 みんなのお腹はグウグウなっている。なんていい匂い!...梟シェフは大忙し。狐はミンスパイ、アナグマはサンドイッチ、ポッサムたちはプディングをたらふく食べてるうちに、空が明るくなっていく...「そろそろ店じまい。おや、そこいるのは どちらさま」...小さい鼠が震えてる...「さあ、一緒にナイトランチしよう」「ありがとう、ありがとう」...梟はただ頷くだけ。ナイトランチは駆けていく。
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ショートフィルムを見ているような幻想的な絵本。満月の夜にやって来たフクロウのお店。夜なのにランチ?そうか、みんな夜行性だからか。ネズミとフクロウのひとときのナイトランチが素敵。
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まよなかに、かけてくる。ナイトランチがかけてくる。いいにおいにつられて、どうぶつたちがやってくる。いち、に、これでよし。どうぶつたちのまえには、おいしそうなたべものが……。
タイトルをよんで、どんなお話?とおもったけれど、夜のランチ、ってことなのね。なんか矛盾するけども。
エリック・ファンの文は、なんともシンプル。あまり明るい色を多用していないけれど、たくさんの線を書き込んで描いたのがよくわかる、美しい絵。メンフクロウ(?)の顔はあまり表情がよくわからないのだけれど、なんだかやさしさがつたわってくる。
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ちょっと怪しげで怖そうに見える絵本だけど、内容は夜の生き物にフクロウがオーナーの移動料理店が美味しいご飯(ナイトランチ)を提供する話。
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濃い茶系で夜の雰囲気の中、動物たちの表情、フクロウが作る料理がいい感じ。
直訳っぽい文がもうちょいという感じ