- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760127009
作品紹介・あらすじ
明かされる「口伝」の真意。合気道開祖植芝盛平翁。その後半生は、大本教祖・出口王仁三郎との出会いによって神秘的な色彩に包まれていった。そこには何があったのか。解明されていない翁の言葉の数々-古神道家にして大東流合気柔術師範である著者が、古神道思想と合気道技法の密接な結びつきを明らかにしていく。
感想・レビュー・書評
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合気道と大東流は似ていると言われるが、植芝盛平の思想や技術を辿っていくと大東流とは違う合気道独特の世界観がある気がします。
合気道の各師範による技法や説明の違いなどの比較は参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
合気道にみる気の調律、他者との和合の精神に、演劇へと通ずる一本の確かな導を得た気がする。
言霊力、呼吸力、中心力といった言葉たちの意味を、これから身をもって学んでいきたいと思う。 -
サブタイトル
「技と言葉に秘められた精神世界」
第1章 植芝盛平の生涯(誕生東京での武者修行 ほか)
第2章 松竹梅の謎(三千世界、一度に開く梅の花手を開く意味とは ほか)
第3章 円かなる世界(高天原と合気道円の動き ほか)
第4章 呼吸と水火(天の水火と人間の水火さらなる関連 ほか)
第5章 禊と合気道(罪穢れを祓う技が健康法となる ほか) -
植芝開祖のエピソード集
・植芝開祖の生涯
・大本教祖出口王仁三郎
・松竹梅、三千世界など難解な言葉の解説