- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760148400
感想・レビュー・書評
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222頁:5行重複。
227頁:嶽之安此
・→嶽之安,此
230頁:溝壑に万民を擠れて顧みず,
・「擠れて」は,なんと読むのだろう?『大漢和辭典』にも該当するような「訓」が見当たらないが,意味からすると「オトシイれて」か?あるいは考えすぎで,ルビがないから,「れ」は「し」などの誤りか?
230頁:朕今民の父母たり,是の賊にして討たずんば……
・「朕今民の父母たり」(原文「朕今為民之父母」)。現代語訳すると,「わたしは,今は民の親である」。要するに,「以前はそうでなかった」という意味になると思う。それでは,天皇として無責任にならないか?本心は措くとして,つねに万民を子のようにいつくしんでいたと考えないとまずくないか?ここにわざわざ「今」を入れたのは,「朕はいま民の親として」,万民を谷底に突き落として一顧だにしないような賊臣を放置してはおけない,という「今」なのではなかろうか。長くなったが,ここは,偽勅であれ,天皇の名誉のためにも「朕は今(いま)民の父母と為(し)て」と読み下したい。
233頁:共ニ皇国ヲ保護仕候得共,
234頁:ともに皇国を保護仕り候えども,必ず海外万国と並び立つべく候。
・233頁末尾の「共」は「者」の誤読であろう(保護仕り候えば)。そうでないと意味が通じない。「(公武が)一緒になって皇国を保護すれば」→「きっと海外の万国と並び立つことができるはずです」。
234頁:畢竟徳の致す所
・→畢竟薄徳の致す所
242頁:「誠ニ驚愕候」とあるように
・文面には「誠奉驚候」とあり,「愕」字はない。
311頁:棚倉(たなくら)城
・棚倉町の公式サイト。http://www.town.tanagura.fukushima.jp
「たなグら」と濁る。
317頁上段:覚候得共
・覚存居候?
317頁下段:是又御所含
→是又御含
317頁下段:図拝祈
→国拝祈
★十年かかっても判読できるのは,独力では,三割くらいの文字であろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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