トップ1%の人だけが実践している思考の法則

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761268831

作品紹介・あらすじ

有名企業の知られざるケーススタディ18例をもとに、あらゆる業種・職種でイノベーションを起こすスキル伝授。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルと内容がえらい違うような。。。
    ケーススタディ的な、教科書的な記述をやさしく噛み砕いて説明している本。「(都合の)いいとこどり」のような気はしないでもないけど、ここまでたくさん見せて解説してもらえると、普段の生活でも「ん?これは違う発想で考えるとどうなんだ?」みたいに立ち止まることもあろうかとは思う。

  • 顧客の抱える問題の「認知」(Awareness)/問題解決の従来と異なる「アプローチ」(Approach)/アイデアのスピーディーな「実行」(Action)/仮説と実行結果の差異に対する「分析」(Analysis)/マーケットニーズに合わせた柔軟な「適応」(Adjustment)。
    「チャンスを見つけ、構想を練り、実行した結果をみながら自らを修正する」このプロセスを著者は5Aサイクルと名付け、マーケティング論を独自の視線から展開しつつ、実例(&問い)をベースに解説。
    思考の法則、というだけあって、日常の思考法則にどれだけ自覚的であるか、そこから行動にうつしていけるか(実行できるかどうか、というのが1%と言わせているところではないか)という自分の習性に気づく上での実践的な視座を与える。
    語られていることは、他のビジネス書にもよく見られるベーシックなことであるには変わりないが、とても読みやすかった。

  •  日産、ワタミ、マクドナルド、楽天、ソフトバンクとなんか持ち上げている会社がどうなんだろうというものばかり、これらがトップの会社なら世界は追随しない方がと思ってしまうのはなぜか。


     最強のビジネス武器
     顧客の問題を認知する
     問題解決のための異なるアプローチ
     誰よりも早く実行する
     予測との違いを分析する
     顧客の求めに応じて環境に適応する   中心は理念

     グラミン銀行 顧客価値
     一休.com フィジビリティスタディ
     日本マクドナルド コア・コンピタンス
     ビジョナリー・カンパニー 環境適応
     ネットフリックス 不の解消
     楽天 プロフェッショナルVSアマチュア
     アマゾン パレートの法則とロングテール
     スーパーコンピュータープロジェクト コトラーの競争地位分類

     ディズニーランド リッツカールトン 顧客満足を巡る影響パス 日本版顧客満足度指数
     
     グーグル オズボーンのチェックリスト
     中古車買い取り専門 逆設定法
     サイバーエージェント プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント

     クロネコヤマト 機会費用 機会損失
     日産 リストラクチャリング 選択と集中
     ダイソン プロダクト・ライフ・サイクル
     タタ自動車 リバース・イノベーション
     俺のフレンチ ハイ・ロー戦略 エブリデー・ロープライス

     サウスウエスト航空 5F分析

  • 不の解消
    顧客はネガティブなものを解消してくれるサービスを好む
    (顕在しているもの潜在的なもの)
    不安の解消
    不満の解消
    不便の解消

    a 現状に満足し、ここまでやったからと自分自身に言い訳する人間
    b 様々な手段を凝らして何が何でも物事を達成する人間

    コミットメントは単なるお題としての目標ではなく、必達目標である。

    アイディアにオリジナルはない方法にはきしょうせいはある
    他に真似できない強みーコア・コンピタンス
    visionary company
    try and err の繰り返し
    コアとなるスタイル、スキル、強みを残したまま、環境変化に合わせて変態できるかー生き残りの技術
    企業らしさブランディング力

    ビジネス・コンセプト
    パレートの法則とロングテール
    amazon.comとzara

    ネットワークの外部性
    いったん利用者が増えると、利用者のメリットがさらに増え、そうでないサービスとの差が広がる

    市場全体を支配下に置くマーケットリーダー業界最大手
    リーダーを狙う二番手チャレンジャー
    リーダーのやらないような小さな分野で小さくビジネスをやるフォロワー
    前述3社のやらないニッチな市場固有のマーケットに対して製品提供を行うニッチャー

    顧客サービスは短期的にはコストだが長期的には投資

    オズボーンのチェックリスト

    物事の抜本的な解決を行う時に逆転のアプローチ、業界慣習の逆を行くというアプローチは非常に効果的
    ・営業の手間が大変なら、顧客にこちらに来てもらうサイトを検索エンジンに最適化ーアクションの逆転
    ・動物園の営業時間を昼夜逆にしてみるナイトサファリー時間軸の逆転
    ・店舗の品揃えを増やすのではなく最小限に絞る百貨店のバイヤーおすすめー量の逆転

    機会費用
    機会損失を最小限にするビジネス

    選択と集中

    携帯電話に懐中電灯機能
    インドでは停電が日常的で必須

    価格競争に巻き込まれないビジネスを作りたければ
    同じコーヒーであっても、マクドナルドで100円、ドトールで200円、スターバックスで340円、高級ホテルでは1000円くらいする
    どんなタイミングでコーヒーを提供すれば顧客にとって価値が高まるのか

    ライバルを考える時目に見える競合よりも新規参入と代替品

  • ・やってみること。小さいことでいいからやってみて判断して修正すること。

    ・異分野からアイデアを見つけられるよう日々アンテナを高く持つこと。

    ・継続して、修正すること。

  •  著者は、これから確実に必要なのは、効率化のスキルではなく、自らイノベーションを生み出す力である、と指摘しています。
     いろいろな成功した企業や起業家たちのケーススタディを追い求めた結果、「成功者はみな、あるビジネスプロセスを何度も、高速回転で循環させていた」ことにことに気づきます。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=1363

  • PDCAサイクルと変わらん

  • 本書で紹介されるのは「5Aサイクル」。
    認知Awareness、アプローチApproach、実行Action、分析Analysis、適応Adjustment のサイクルを回し続けること。
    実例に基づく質問への2択の答えを考えながら、ビジネスに生き残るための5Aサイクルの思考法が例示される。
    サイクルの中心に確立すべしとされる理念Idealをどのように身につけられるかが課題かもしれない。
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著者プロフィール

永田豊志(ながた・とよし)
1966年福岡県生まれ。知的生産研究家。東証一部上場の株式会社ショーケース代表取締役社長。リクルートをはじめ、多くの企業で新規事業の立ち上げを行なう。2019年より現職。主力のオンラインマーケティング改善事業、Fintech関連サービスの開発、投資事業など経営全般に携わっている。また、図解思考やフレームワークなど、知的生産性の研究に余念がなく、そのノウハウを執筆や講演を通じて提唱している。
著書に、『頭のいい人は「図解思考」で考える!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』(ソフトバンククリエイティブ)、『頭がよくなる「図解思考」の技術』(KADOKAWA)などがある。

「2019年 『結果を出して定時に帰る時短仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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