- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761269296
作品紹介・あらすじ
儲かり続けている会社には凄い理由があった!ダントツの「価値ある会社」に進化していった4社のケースを詳しく紹介。その仕組みづくりは-?数々の分岐点でどう決断したのか-?
感想・レビュー・書評
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価値のある会社として、4社のケース紹介している。
①お客様起点による靴の片足販売で売上げ20倍:徳武産業
②嘱託社員を含め全社員を株主にして業績アップ:日本レーザー
③会社の悪口を言う場での議論から収益向上施策:ISOWA
④世界進出を見据え、高級シャツを低価格で提供:メーカーズシャツ鎌倉
これら4社の事例に共通して、
①「ダントツの顧客価値」をどう生み出すか
②「社員が輝く場」をどう創るか
③どのような「経営理念」で社員の心を動かすか
④自社をつぶさないために、どう「財務発想」したか
という、「四つの決断」があった。
社員にもお客様にも価値ある会社は、これらの決断を成功させるための、経営者個人の並外れた「覚悟」、「執念」、「確信」、「愛情」、「使命感」、「利他の心」、の影響を受けた社員たちにより作り上げられたのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
価値ある会社とは?
今までにない変化を起こし、お客様にも社員にも心から喜んでもらえる会社。
なぜ価値ある会社が利益を生み続けるのか?
お客様が心から喜んでくれる「顧客価値」を生み続けること、社員が明るく楽しく当事者意識をもって働ける場を提供しているから。
価値ある会社はどのようにつくられるのか?
物ではなくサービスを売ること、お客様に心の満足を実感してもらうことで「顧客価値」が生まれ、信頼を得られる。イノベーション(新しい変化、活用法)を引き起こすこと。
お客様にものではなくサービスを売るという言葉がすごく印象に残った。どうしてもその"もの"のいいところやすごいところ、どのように作られているかを話してしまいがちだけど、知りたいことはその"もの"を購入することによりお客様の生活がどのように変わるのか?どんな幸せが得られるのかを伝えていくことが心の満足になり→心から喜んでもらえる=「顧客価値」につながっていくことになると理解できた。