- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761273125
作品紹介・あらすじ
若手もミドルも、みんなが学び続ける時代。東京大学・中原淳先生が教える!僕たちに必要な本当の学び方。30代から40代の様々な職種の「学び賢人」を紹介!
感想・レビュー・書評
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人生100年時代と言われますが、ますます「学び」が大切になってきているように思います。
社会人になってからの学びのためのノウハウが書いてあり、参考になりました。
ぜひぜひ読んでみてください詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の20代の学びが自分に閉じていたことに気付いた。職場の人間関係に疲れ、正直、休日は誰とも会いたくなかった。独りで過ごし、書店で本を何冊か購入し、カフェに行き、本をむさぼり読む。そして、1週間の出来事を日記に記し、内省する。その繰り返しだった。もっと越境して、学びの場に出ていけばよかった。社外の勉強会に参加したり、他部署の人と勉強会や対話の時間をもったりできればよかった。そうこうして40代になり、子育てと仕事を両立するようになり、土日も夜も社外の勉強会にはなかなか参加できない、という制約ができてしまった。それでも、これからは内にこもらずに、外に出ることも意識して学びの場に出ていきたい。
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何をすればいいのかが明確にわかったし、文章が難しくなくてとっても分かりやすかった。
面白かった。
これから学んでいきたい人が読むのもいいけど、
人材育成とかで後輩、部下をどうやって育てたらいいのか、そうやって悩んでる人も読んだらなにかヒントが得られるかもしれない、オススメ。
最後の章で、数人の生き方を取り上げていて、とても感心した。これからの励みになると思った。
人生で成功している人は学び続けている、挑戦している。そしてなにより「''自分の''人生を生きている」そう思った。
とってもかっこいい、私も「これが私の人生です」そう言えるように頑張っていきたいな。
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会社に入ってしまえば、勉強をしようと思わなければ本当にやらなくて済んでしまう。
そんな人たちが大半なのも知っている。
しかし、学びを止めた瞬間から、現状の先端からは置いて行かれるだけでなく、次世代からも追い抜かれていくことになる。
学ぶとは何か。
・背伸びの原理
・振り返りの原理
・つながりの原理
の3つが必要と筆者は主張する。
そのための7つの行動と、学びの成功者7人のケーススタディを紹介する。
経験こそが学びというけれど、ただ漫然と生きているだけで成長できているとは思えない。 -
最後の章に、学びの履歴書として、7人の方の紹介がある。それがとても参考になった。刺激を受けた。
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なかなか、難しい学び方、学びの意味が一般的に分かりやすい。様々な方の事例があるのもありがたい。
自分としては、越境すること、振り返り(フィードバック)を取りに行くこと、ここらへんを今年は大事に取り組みたい。
また、読み返してもいいなあ -
「大人の学びを科学する」をテーマに長年研究を続けられてきた中原氏の著書。ビジネスパーソンと「学び」に関する理論について、非常に読みやすく分かりやすく書かれています。
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何度でも、学びを手段に自分の人生を立て直し始められる本。中原先生らしく、やさしくて具体的。
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仕事上での困難を乗り越えるために、とにかく何か学ばなければならないけど、何をどう学べば良いかわからない人にはヒントになると思う。
特に、大人の学びのための3つの法則と、7つの行動は学びを進める上での指針になると感じた。
ただし、学生までの学びに比べて、社会人の学びはその対象や目的など個々人による差が大きい。したがって、ここに書かれている指針には従ったとしても悩むことは多そうである。
これは自分に合っているのだろうか、と適宜振り返り、“違和感”を感じたら方向を修正するという作業を繰り返すのが良さそうだ。
個々人による差は大きいが、先達の学びの具体例も出しており、参考になる。正直なところ、紹介されている人たちのモチベーションの高さや意識の高さに少々圧倒されてしまい、自分とは違う世界の人たちだと思ってしまう面もある。そこをぐっと堪えて、自分もこれくらいやろう、という方向に自分を奮い立たせるツールにしたいと思う。 -
本書を読み終えた後で、自分自身としての大人の学びを振り返たい。おそらく十数年からそれらしきことをやっていたと思う。背景には、漠然と長い仕事人生を完走するには、特段多きな変化が予定されていなくても、何か勉強したほうがよさそうだという気持ちがあった。こうした学習の成果は、結果的には最近のトランジションにかなり効いた。おそらく新しい職場で様々な新規事項を「学ぶ」だろう、という判断がなされたと推測する。そして強烈な「アンラーニング」の機会を得た。以上は全て後付けで実感したことだ。あとここ数年やっていることとして、フォーマルな場で活躍している先生にインフォーマルな形で指導を受けることがある。ある意味、楽器を習う際の師弟関係に似ているかもしれない。信頼できる師と出会えて、かつ学びが継続できる諸条件が満たされれば、この学びの方法はパワフルでかなり効果がある。