外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書
- かんき出版 (2018年7月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761273569
感想・レビュー・書評
-
意識していたが忙殺されおざなりになってしまい毎回反省する点。しっかり取り組みたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プロジェクトを任せられた際はもう一度読み直したいという内容がたくさん書かれている。社会人としてプロジェクトに関わらないことはないので、プロマネではなくても読んでおくべき一冊。
-
序章 本書でプロジェクトマネジメントを学ぶべき理由/第1章 定義フェーズ(最終目標/対象範囲/利害関係者 ほか)/第2章 デザインフェーズ(資源見積/体制構築/作業設計 ほか)/第3章 推進フェーズ(変更管理/組織運営/問題解決 ほか)
-
責任分担表とRAICチャートという単語を初めて知った気がする。これは実用性があるぞ。
-
CY23-004
12ステップのまとめは印刷して飾っておきたい。 -
プロジェクトを推進するためのポイントを定義フェーズ、デザインフェーズ、推進フェーズの3つのフェーズに分け、12のステップに分けてまとめている。
定常ではない、という点で日々の業務はプロジェクトともいえるが、どうすればプロジェクトを成功に導けるのか?
特に、自分以外の人が関与してくるプロジェクトをどのようにコントロールし、成功に導くのか?
実際にその立場になると、悩みは尽きない。
プロジェクトの走りだしをスムーズに進めるためには、関係者の認識がそろった状態で、同じ目標に向かって自分事として進めていくことが大切だと感じる。
まさにそのことが、本書の第1章にある「ゴールのないマラソンは走れない」のフレーズに集約されると思う。
プロジェクト推進には不慣れな部分が多いため、時々本書を読み返し、自分の業務に反映させていきたいと思った。 -
▼概要
・PLはチームに集まったメンバーのスキルや経験を考慮しながら、最適な手順を策定していきます。その際に大切なことは、「誰が自分たちの船に乗っているのか」「自分たちはどこに向かうのか」「なぜ向かわなければいけないのか」「いつまでに到着しなければいけないのか」という事をリーダーが深く理解し、その道のりを自分の言葉でメンバーに伝えていくということです。
・PJでは「今までやったことのない取り組み」をするわけですから、全てのPJは「成功可能性ゼロ%」から始まります。PJデザインとは言い換えれば「想定外」を最小化し、成功の可能性をゼロから100%に近づけるための技術であると言ってもいいでしょう。
・リーダーはPJのゴール(最終目標)を「自分の言葉」で「SMART」に語ろう。ゴールを達成するとどんなビジョン(理想像)が見えるのか、メンバーがワクワクするような夢を描こう。
・大切なことは「自分たちは何のために集まっているのか」を理解し、「一人ひとりの持つ強みは何か」にフォーカスする事です。
▼ワード定義
・リスク:潜在的な阻害要因
・問題:顕在的な阻害要因
・課題:取り組むべき問題の原因
・見積でミスしない4ポイント
(1)手法
(2)前提
(3)仮説
(4)コンティンジェンシー
・重要度:PJの最終ゴールに対する関連性
・影響度:プログラムやプロセスの変更にかかる想定工数
・緊急度:スケジュールに対するインパクト
・PJにおけるルールの果たす役割は大きく2つ。「品質向上」と「生産性向上」。言い換えるとこの2つの目的を満たさないルールは極力省くべきでしょう。 -
プロジェクトリーダーの心構えが分かる。
-
いくつもの炎上プロジェクトを鎮火させてきたであろう著者が語るPMO術
3フェーズ12stepがわかりやすく記載しており、プロジェクトリーダー初心者にはうってつけの内容
個人的にはスコープ定義が一番肝なのかなと感じた -
プロジェクトマネジメントの実務経験豊富な著者が経験に基づいて、ナレッジを整理。アタマでっかちにならず、試行錯誤しながら、柔軟に決断をして前にすすめることと、スコープ管理が大事なように感じた。なによりもリーダーシップがプロジェクトの成否を分けるのかなと。