モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761273620

感想・レビュー・書評

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  • ノウハウ本はまず著者の略歴から読むようにしていますが,他の子育てノウハウ本に比べて,この著者の経歴は少し大げさに感じます。
    ・「幼稚園教諭1級免許」とは?「一種」のことだろうか。
    長年幼稚園教諭として勤務している人がわざわざ「一種」と書くだろうか。
    ・「保育士国家資格」とあるが,保育士資格は国家資格であることは当然なので,あまり「保育士国家資格」という表現は見ないような。
    ・「小学校英語教員免許」とは?本が出版された2018年時点で,小学校で英語を指導する児童英語教師は,免許制ではない。
    複数の団体がそれぞれの講座修了者に対して認定を行っているが,そのうちの1つのことか。


    内容は,前半がモンテッソーリ教育と,ハーバード大学教授ハワード・ガードナーが提唱する「8つの知能」を著者が発展させた「9つの知能」の紹介。
    タイトルの「ハーバード式」はここから来ているようです。これを「ハーバード式」と言ってしまってよいのか,疑問ではありますが。

    後半は家庭でできる「9つの知能」の伸ばし方が紹介されています。

    全般に渡って出典やエビデンスの記載がないため,内容が薄く,どこかで聞いたことのあるような話や,疑問を感じる主張が多いです。
    例えば,「脳科学的にはだいたい3歳を過ぎる・・・(中略)と,刺激を与えても神経細胞がつながりにくくなると言われて」いる,「3歳までに脳の土台ができあがり,一生をその脳で過ごすことにな」るとはどういった研究がベースになっているのでしょう。

    とはいえ,後半章には一緒に遊べそうなアイディアもあって,遊びの一環としてやってみようと思うものもありました。

  • 4,5冊、子育てに関する本を読んだが、特段目を引くような内容はなかった。断定的な言い方が多いが、にしては主張の根拠や客観的材料に乏しく説得力に欠けた。子供の集中している状態を「フロー状態」と呼ぶ等、テクニカルタームのような別の言葉で定義する意義も良く分からず。表層的な印象。これまでの自分の育児に対するチェックシート的な効果は一部あったが、1400円の価値はないと思う。後、タイトルにハーバード式ってつける程、ハーバード出てきたか?途中、斜め読みにしてしまったから?いずれにせよ、子育てに関する本は、これよりいい本がたくさんあると思う。

  • 考えられる子供になって欲しいなーとゆるっと思っていて、モンテッソーリもゆるっと齧りたいなと…
    子供と何して遊ぼうかなと思った時に、これを見ながら決めたりしています!
    長く参考に出来ると思う。

  • 5-8章の遊び集が参考になる

  • モンテッソーリ教育について導入書として読んだ。

    9つの知能について、バランスよく伸ばせるような環境づくりをすることや、そのための具体的な遊び方については手軽に取り入れられそうと思うものが複数あった。

    気になったのは、言語の敏感期について、"赤ちゃん言葉を使うより、大人が使う言葉を使ったほうが、言葉の理解は早くなる。"
    と断言しているが、今まで自分が読んだ文献・本では赤ちゃん言葉の有用性が示されたものが多く、この著者がこれらの内容を知った上で自身の経験上でそう考えるのか、それとも別の根拠があって述べているのか疑問が残る。

    以下文献
    ・会話スタイルと状況の、その後の幼児の言語発達への影響を調べた研究(2014年)
    →「幼児語を使い,幼児と1対1で話す」事が,幼児の言語発達に極めて重要という結果。
    (PMID: 24702819)

    ・2018年にエディンバラ大学から発表された最新の研究
    →赤ちゃん言葉は、赤ちゃんのボキャブラリーを増やし、記憶を高めるという結果。

    ・「語りかけ」育児(サリー・ウォード著、2001年初版発行)
    でも、経験ベースではあるもののベビートークの重要性を伝えていて、研究結果とも矛盾がない。


    このほかにも、脳の発達、言語発達に触れる内容について、「〜と言われている」という書き方や断定的な表現をしているところもあるが、医学論文など科学的根拠になる出典がなくそこも気になった。
    これらがモンテッソーリの考えなのか、著者の考えなのかは、他の本も読んで検証したい。

  • 3歳までに読んで起きたい著書
    モンテッソーリとか
    ハーバードと書かれてると目を惹きますが
    まぁよくある育児本かと

    後半は家庭でできる
    遊びや接し方の具体例メソッドが載ってます

    大切な力は
    自分で考え解決する力
    自分を信じる力
    豊かな人間関係を築くコミュニケーション

    能力を引き出すために
    肯定すること
    否定しないこと。

    9の知能 運動 学力 感性 社会性

    言葉


    自然
    感覚
    音楽
    自分


    この視点を知り
    子供がどんな能力を伸ばしたいかわかる

    フロー状態。集中してるときを大切に
    これは将来にも役立つ

    子供は飽きっぽくていい
    スマホやテレビは受け身

    子供のすべてを受け入れる
    いつも楽しく
    満足するまで
    待つ
    自然遊ぶ
    子供に解決させる
    間違えは訂正しない。違うでなくよくできた

    やりたいことを何度も集中してやることで達成感を味わい満足する

  • 2021.1.28

    まあ、理想はね。という本。
    できることをやれる時にやればOKにしないと親がしんどい。ガチガチにやる必要はないと思う。

    chapter1〜4までは参考程度に、capter5からの具体的な遊びは、
    ・絵漢字カード(くもんの漢字カードと漢字の絵本)
    ・ひのきの湯玉と一緒にお風呂で数を数える
    ・大きな紙に全身や手形を型取りする

    はすぐできそうだし面白そうなので早速やってみようと思った。

  • モ教育関連、初。決めつけが強い。子育てで気にするポイントは拾えたのでありがたい。

  • 読み応え◎
    とにかく乳幼児期の過ごし方、親子の関わり方が何よりも、何においても、大事だと痛感させられた。

  • ほぼはじめて読んだモンテッソーリ

    わかりやすかったし、実践しやすい例もたくさん紹介されていておすすめ

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著者プロフィール

0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。(株)D・G・P代表取締役。
幼稚園教諭1級免許。日本モンテッソーリ協会教員免許。保育士国家資格。小学校英語教員免許。
NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフル認定コーチ。サンタフェNLP/発達心理学協会・ICNLPプラクティショナー。日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー。

「2020年 『マンガでよくわかるモンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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