- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761274634
作品紹介・あらすじ
眺めるだけでも「超」楽しい!
孫子からGAFAまで3000年の戦略の流れが、90分で「ざっくり」理解できる!
「初心者」のための図鑑ができました。
「戦略って何?」
うっすら知っているような、知らないような……
そんなはじめての方のための「戦略の基本」を学ぶ本です。
最古の戦略「孫子の兵法」にはじまり、
「マキアベリ」や「ナポレオン」「ランチェスター」の戦争戦略、
経営戦略のキホン「ポーター」「ドラッカー」「ブルー・オーシャン戦略」、
「GAFA」「テンセント」「ブロックチェーン」「プラットフォーム」など最先端の経営・IT戦略まで。
イラストたっぷりの図鑑形式で、代表的な38の戦略を紹介しています。
むずかしいことは一切なし。
戦略や戦略家の名前にはこだわらず、とにかく
「その名前、聞いたことがあるな」
と思うようなキーワードで項目を分けています。
興味のあるところから、「つまみ読み」してもOKです。
楽しいイラストを眺めながら、「戦略」の世界を楽しんでください。
感想・レビュー・書評
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戦略に関わる概念を図表やイラストを多く取り入れ、とても読みやすく、取っつきやすいカタログのような本でした。この本をきっかけに、より興味のある分野、理論を深掘りするとヨイのかな?と思いました。
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この本では戦略を考えた人の紹介とその主な戦略をイラスト付きの解説で紹介している。
細かい説明はなく大まかな要点だけの内容。それを戦略の種類で分類しどこから読んでも大丈夫な形にしている。
本当に大雑把な説明ではあるが、イラストがあるのでイメージはしやすい。
戦略は戦争などの戦いで生まれたものではあるが、それを今のマーケティングにどう活かしているかを知るのは面白い。
この本で自分の考えに近いものがややってみたい戦略を見つけ、詳細を調べるという形が良い使い方だろう。
現在の大企業が発展する為に使った戦略は様々で詳細が気になるものもあった。目的を達成する為の手段として戦略を考えるのは大事だと感じた。
例えば英語を身につける為には、参考書で勉強する方法もあれば、英会話スクールに行く、留学、外国人の友達を作るという風に手段は複数ある。いつまでに、どのレベルを求めるかを明確にした上で、自分に合った効果的なものを考え行動していくのが戦略なのだろう。
今までフワッしていた目的達成の道筋を戦略の観点から考えてみようと思った。 -
自分がどんな戦略を学びたいか探すヒントがある図鑑。
まずは外観を眺めてみて、他の本を探す助けになる。
一巡した後、パラパラとでも読み返すと前半と後半の内容に類似性が見出せ、人類が戦略を作って練り上げてきた歴史も垣間見れて面白い。 -
■マキャベリ
ゴールを設定しないものは指導力もゼロ
→リーダーが掲げる目標は、集団にプラスがあり「否定できないもの」であるべき
それが多くのものを束ねる指導力になる
→◉もっと目標を語ろう -
各戦略論がシンプルにまとめられているが、要約しすぎて中身が分かりにくかったり、戦略とは呼ばないものが混ざっていたりしているもったいない作品。
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コミカルな絵で気楽に読めたので、戦略をサクッと学ぶのには良かったです。有名な戦略家がどのような視点で戦略をたててきたのかは参考になりました。
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理解し易い内容。
絵もタイトルも良い。
これをきっかけに、各偉人の詳しい本を読めば良い -
■すぐ「行動」にうつす。
常に「行動」が「知識」を上回ること。
多くの偉人が「行動が大事」と言っている。
■組織論
・リーダーは恨みを買わずに恐れられよ(マキャベリ)。
・部下に正しい行動をして欲しければ、まず目標を掲げること。
・リーダーの仕事は管理ではなく、「率いて実行を加速させる」こと。
- 実行につながる質問をぶつける
- 実行の責任所在を明確にする
- 計画と実行の結果をフォローし続ける
・勝利までのロードマップを共有する。
・難しい理論ではなく、「わかりやすいストーリー」で全体像を理解してもらう。
・「定期的な大目標」で組織を刺激する。
■人生論
・生き方を変えられる者が永続する。あなたが正しいかは状況が決める。
■プラットフォーム理論
・まず小さいながらも独占をする。
・ユーザー体験を極限まで分析する。UXはこれからのサービス差別化ポイント。
・ユーザーが「モノを買う時の選択・判断を助ける」ことで儲ける。
・ユーザーと提供者の「ツーサイド・ネットワーク効果」によって相乗効果をうむようにする。
・人は情報で次の行動を決める。ユーザーに多くの情報を提供できる手段を持っていることが重要。
・ブロックチェーンを使うと、中央を介さない真のシェアリングエコノミーが登場する。ユーザーにメリットをもたらし、既存ルールや法を超えたビジネスをする。
■マーケティング戦術
・3つのナンバーワンのいずれかを目指す。
- ナンバーワンの地域をつくる
- ナンバーワンの得意先をつくる
- ナンバーワンの商品をつくる
・自分より弱者に攻撃をしかける。 -
それぞれの戦略を書いた本を4ページ程度にまとめている。まとめているので、書いてあることはよくある自己啓発本みたいになっており、それぞれのインパクトは弱い。結果として似たようなことを書いてあるように思われる項目もある。気になる本を孫引きするのがよいだろう。