- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761275167
作品紹介・あらすじ
-ベストセラー『ニューエリート』の著者であり、未来創造企業プロノイア・グループ(ギリシア語で「先読みする」「先見」を意味する)を率いるピョートル氏が、「これからの世の中」を歴史、経済、産業といった幅広い視点から考察した1冊です。日々、目まぐるしく動く世界に対して、どう向き合い、チャンスをつかむのか?を語りました。
また本書では、各分野のトップランナー計21名に 著者が 「これからの世界」「パラダイムシフト」についてインタビューした内容を収録。彼らがコロナ前後の劇的な状況やこれまでに起きた危機をどのようにとらえ、意思決定してきたか、そして訪れる変化をどのように活かしてきたか? をまとめました。今後、伸びる領域、中小企業のポテンシャル、これからの教育やコミュニティのあり方、日本人の強みなどなど、インタビューを通して読者のマインドを刺激する1冊です
感想・レビュー・書評
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元グーグル(人材開発、組織改革、リーダーシップ・マネジメント担当)で連続起業家、投資家でもあるグジバチさんが仕事で親交深めるビジョナリーな21人と「新しい世界を生み出してパラダイムシフトを主導するために、何を考え、どのように行動しているか?」をインタビューし、各章のはじめと最後に補助線となるコメントつけている。
本書の前半部分で、未来を描くのに弁証法を用いているが、同じアプローチでは田坂広志さんの「未来を予見する5つの法則https://onl.sc/Z81fmGD」は良書なのでオススメ。
インタビューや対談、特に出版後も長くお付き合いをする人同士は予定調和で面白いみに欠ける。本書もこのジレンマが否めないが、インタビューされた21人の内、ヤン・タリンさん(スカイプ共同創業者、DeepMindの初期投資家)、ダニエル・ゴールドマンさん(シムシティ開発者の一人)はフォローしたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今の時代に相応しい良本だと思います。本書に書かれている方向性でこの先進めばいいなと思う一方で変化に弱く、既得権益や未だ年功序列、成功体験の押し売りの強い日本の企業がどれだけフィットできるのかは正直未知数かなとも感じますね。
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クーンのパラダイム論に現代的文脈を加えたような考察だと思うが、時代が経過していくにつれ、社会のシステムや人々の思考のフレームが変化していくといった一般的に言われていることが書かれてあるだけで、正直あまり響く内容はなかった。まあパンデミックの影響でこういった「社会変化」に敏感になったこともあるかもしれないが。
ただ途中に挟まれている、各業界のCEOや社長のインタビューは、社会情勢やコロナ禍を乗り越えるための工夫やマネジメントの変化が垣間見えて面白い。
パラダイムシフトそのものについては思うことは多々ある。社会は絶え間なく変化しているが、変わるには時間が必要だったり、きっかけが必要だったり、変化そのものを恐れる風潮があったりするのかなあ思ったりする。いわゆる古い考えを捨てることができないのはこれに起因してそう。コロナがあったからこそ変わったことはたくさんあるわけだが、技術的にはそれ以前から可能だったことが大半。 -
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結局アフターコロナのことについて書いてるのでは??
同じ内容の繰り返しでは??と感じた
ようはこれからの時代は自分の軸を持って生きていける人間が強い
ということではないか?? -
パラダイムからバイアスが作られ、バイアスから作られるパラダイム。
バイアスに気づくことが大切。
コロナ後も、自分の軸をしっかり。。 -
自分の軸の大切さを知る。変化があっても動じない。変化に対応した生き方ができることが大切だと思った。ピンチはチャンスということもあるが、軸を持っている人だけに与えられることなのかもしれない。
本書はいろんな分野の方々が、変化に対応する術を的確な目線で語っている。自分は何が得意か何が好きなのか、どの分野なら自分の力が世の中に貢献できるのかを考えた上で、時代とともに変化していくことの大切さを知ることができた。
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#flier
コロナウイルスは死者を出し経済的な悪影響をだしている。
しかしコロナウイルスに伴う働き方の変化などが強制的に促進されたことで、良い面もあると思う。
例えば、テレワーク環境が整備されたことにより、子どもが小さい女性でも、子育てしながら働けるなどである。