シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 68
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761275495

作品紹介・あらすじ

スマホを“悪者”にするのは親の無知
「プログラミング教室」だけが正解ではない

ITアレルギーの保護者必読!
家庭でできる、デジタル社会で群を抜いて活躍する子の育て方
「インスタグラム」共同創業者、マイク・クリーガー氏のインタビューも収録!

私たちの子ども世代は、今後あらゆるものがシステム化され、さまざまな分野にAIが取り入れられる、超・デジタル社会を生き抜くため、文系・理系を問わず「ITリテラシー」が求められます。
世界では、それを見据えてデジタル教育が盛んに行われています。日本でも「プログラミング教育」などが開始されていますが、まだスタートラインに立ったばかりです。
OECDの調査によると、日本の子どもは、スマホの使用率が世界的に高く、日常的にゲームやSNSを行っている一方、パソコンを使って学習したり、何かを創作することについては、OECD諸国の中で最下位です。この事実は、多くの子どもたちが将来、AIやシステムに使われる側になる、もしくは「搾取」される側にまわる可能性が高くなることを意味します。
本書では、家庭でもできる「プログラミング的思考」の育て方や、ITリテラシーの高め方、スマホとの付き合い方など、DX時代に活躍する子どもを育てるため、親が知るべき知識やアイデアが満載です。

感想・レビュー・書評

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  • デジタル的思考とデジタル教育が大切なのだと思いました。少しずつ勉強していきたい。

  • これからのデジタル社会でどのように子供に教育すればいいかを説く本。当たり前の内容が多かった。

  • 子どもに教える、習わせること、すなわち強制させることが正解ではない。気づきや興味をもたせることが大切。そのためには、大人が同じように興味を持ち、学ぶ習慣がある。

  • Audible にて。
    GIGAスクール構想の教育を受けた子供たちがその後どうなっていくのか気になって。
    結果的に知りたかった内容についてはあまり触れられていなかったが、プログラミング関連の本を初めて読んだこともあり、わかりやすく面白い内容だった。
    子供の興味を伸ばすための声かけも参考になった。

  • ITエンジニアである筆者が、子どものデジタル教育について解説している本
    書いてあることは、本当にその通りだと思います

    相当気合の入った教育熱心な親でないと、本書は難解なような気がします

  • 全体的に少々、冗長気味かと思いました。が、それは一部分のことで、『おわりに』の部分では著者が「とっちらかった感じになってしまった」と書いておられます。確かに。。言いたいことがたくさんおありなんだと思います。著者の本職と社会情勢と教育(子育て)が絡み合ったためだと思われます。
    「本書に記したことがたった1つの正解ではない。正解があるとすれば、【変え方を変え続けていく】こと」と。正にPDCAですね、子育ても。

    「ICT機器活用が圧倒的に遅れている日本の教育現場」←耳にタコな話題です。慎重な国民性を表していますね。日本人が怖がっているのは、インターネットの悪い部分の影響を心配してるからだと。そこをどうやって回避する?子どもに教育する?
    学びと娯楽、有益な情報と犯罪が紙一重なのがインターネットの難しいところ。。もっと住み分けできたら教育に活用できるんやけどなー、と個人的に思ってます。
    ちょっと調べるにしても変な広告がくっついてくることあるし。そんなんはどうしたらいいの?教えて欲しい。(フィルタリングなどすると、これまた使いづらくなったりするし。)
    とにかく、ただの消費するだけの人間にはなってほしくない、なりたくない。作る側になってほしい、ならないといけない(T_T)。
    著者の娘さんに試したアプリなどの紹介、学びを深める書籍の紹介などもあり、うちでも試してみようと思います。

    エンジニア的思考
    ①物事を常に科学的に考えることに慣れている
    ②物事を常に論理的に考えるクセがついている
    ③コミュニケーションに注意を払うクセがついている(←曖昧な指示ではなく、論理的に説明できる)
    ④視点・視野・視座を意識するクセがついている

    コンピュテーショナルシンキング
    ①問題の抽象化
    ②問題の分割
    ③パターン認識、一般化
    ④アルゴリズム的思考

  • エンジニアである松林氏が、これからの時代に子供に必要な力を家庭で育てるには、何をどのように教えていくのか示している。

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著者プロフィール

ITエンジニア。著述家。IT教育者。1970年生まれ。大学院〜助手時代にユーザインタフェースの理論的な研究を行ったのち、オープンソースの世界に転職。日本発のOS、Vine Linuxの開発に参画、主にPowerPC版の開発を担当し、開発団体の副代表に就任。ヴァインカーブの一員として、大学の全学教育システムの開発・保守を行うなど、各種開発・技術コンサルなどに従事。
その後、リリース直後の写真共有SNS「インスタグラム」の日本語化を2年間1人で担当する。2014年にフリーランスとなり、数多くのシステム開発に携わりながら、企業に対する開発・技術についてのアドバイスなどを行っている。

『子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい』『パソコンがなくてもできる!はじめてのプログラミング』(KADOKAWA)など著書多数。

「2021年 『シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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