LC-R: 言語・コミュニケーション発達スケール[改訂版]

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761408497

作品紹介・あらすじ

0〜6 歳の乳幼児の言語コミュニケーション発達を基盤にしてつくられた検査法。語彙、文法、語操作、対人的なやりとり(コミュニケーション)などに関して精査し、LC 年齢(言語コミュニケーション年齢)とLC 指数(言語コミュニケーション指数)、下位領域である「言語表出」、「言語理解」、「コミュニケーション」のそれぞれにおけるLC 年齢・LC 指数を求めることができます。発達に遅れのある人の言語発達支援プログラムの立案に役立ちます。●LC スケール[増補版]の出版から10 年が経過することを機に、今回、新たな参加児を加えて改めて標準化を行うにあたり、これまでの標準化データも全面的に見直しを行うとともに、以下の点について改訂を行いました。・発達水準を反映する程度の低い課題を除くとともに、言語理解課題とコミュニケーション課題を追加しました。・生活年齢の上昇に最も沿うように、従来からの課題の通過基準の再調整を実施し、課題の通過率順に配列を調整しました。・上記を踏まえた再標準化により、LC 年齢とLC 指数を求めるための換算表が修正されています。・マニュアル(解説)には正答例・誤答例を加筆し、言語表出による回答の正誤基準をより明確にしました。・『LC-R チェックリスト』を新たに掲載しました。 一般的な対面形式の発達の評価は、検査者の要請に応じて子どもが指さしで応答をしたり、質問に答えたりする課題が中心になります。一方、発達支援の対象になる子どもの中には、ある程度の理解力や表現力があっても、大人からの働きかけに応答することが不得意な子どもがおり、そのような子どもの言語・コミュニケーション面の特徴を適切に捉えにくいという問題があります。LC-R チェックリストは、子どもの応答に依らず、保護者や支援者などが記入する形式をとっています。発達水準を明らかにするのではなく、子どもの長所と課題を明らかにしながら、支援の手立てを考える資料とすることを目的としています。巻末の記録用紙をダウンロードできます。ダウンロードには、ID、パスワードが必要です。●著者紹介(初版第1刷時)大伴 潔(おおとも きよし) 東京学芸大学 名誉教授専門:言語コミュニケーション障害学橋本 創一(はしもと そういち)東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター 教授専門:障害児心理学溝江 唯(みぞえ ゆい)医療法人岡田こどもクリニック 心理士専門:発達心理学熊谷 亮(くまがい りょう)宮城教育大学大学院教育学研究科 准教授専門:発達障害学

著者プロフィール

大伴 潔
東京学芸大学 特別支援教育・教育臨床サポートセンター 教授
専門:言語コミュニケーション障害学

「2023年 『LCSA 学齢版 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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