原発の終わり、これからの社会 エネルギー政策のイノベーション

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  • 学芸出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761512972

作品紹介・あらすじ

3・11の原発震災は、日本のエネルギー政策に大きな転換を迫っている。今こそ、原発依存から、自然エネルギーと快適な省エネを活用する低エネルギー社会へのシフトが必要だ。それには日本の政策知の底上げ、民主的な政策決定プロセスの創造が欠かせない。世界の常識を知り、日本を変える、エネルギーデモクラシーの入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 開発目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99344980

  • 筆者は、もともとは原子力ムラの人である。そのムラを出て20年。手さぐりで模索していたものが、3.11を経ることにより、「確信を持って日本のエネルギー政策がこれから歩むべき展望を指し示すことができる」ようになったという。
    本書は、原発震災のなぜ、世界的な自然エネルギーへの潮流、日本のエネルギー政策の課題、そして地域主導で始まるエネルギー改革の今、といった内容を、今まで発表されてきた16の論文をもとに加筆・修正して、1冊にまとめたものである。エネルギーを取り巻く広範な内容が手際よく整理されていて、すっきりとまとまった1冊となっている。しかし一方で、こうした本が数多く出版されてはいるものの、原発は相変わらず粛々と再稼働の歩みを進めているという現実がある。

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著者プロフィール

(いいだ てつや)文学博士/立命館大学名誉教授。

「2022年 『アースヒストリー(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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