- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761525552
作品紹介・あらすじ
世界と渡り合う16人の建築家・デザイナーのエネルギッシュなエッセイ。A.シザ、H&M、D.アジャイ他、大建築家達との面談、初の担当プロジェクト、ワーク&ライフスタイル、リストラ、独立、帰国…、建築という武器と情熱があれば言葉の壁は関係ない。一歩踏み出すことで限りなく拡がる世界を見た実践者から若者へのエール。
気鋭の若手から無名の努力家まで、世界16都市で活躍する建築家17人の思い溢れる書き下ろしエッセイ。海外で本格的に働く彼らが、作品紹介ではなく体験談を赤裸裸に綴った。閉塞感の滲む日本の社会や建築業界で、建築に関わることの魅力という原点に立ち返った実践者たちが贈る、勇気の出る本。
建築家・西沢立衛氏推薦
感想・レビュー・書評
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日本で働いているフランス人を含め、海外で自分のフィールドを定め、活躍している人達の事例が、抱えている思いを含め載っていて刺激にはなった。
ただ、建築を仕事にする、という事には、発注者として、ゼネコンの監督として、ディベロッパーとして、職人として、国際機関で、
等々色んな形があり、所謂アトリエ系の建築事務所で働いたり、を経営したりしている人達しか載っていないのがとても残念だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
井川直子「イタリアに行ってコックになる」同様に、胸に迫る。
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【配置場所】特集コーナー
【請求記号】520.28||M【資料ID】91140936 -
タイトル通り、
海外で建築の仕事をされている若い方達の
リアルな話を読むことが出来る。
海外で仕事をすることになったいきさつは
皆様々なのだが みんな面白い。
建築の仕事を目指している人は読む価値があると思う。 -
建築設計者として活躍をする30代~40代の人たちがこれまでのキャリアを振り返る文章をまとめた本。
現在も海外の建築設計事務所で働いている人もいれば、現在は日本に帰国して事務所を構え独立している人もいるが、それぞれの人の中で海外の事務所で働いた経験が建築設計をまとめ上げる力を養う上でとても大切だったことがよくわかる。
また、現在に至るまでのプロセスがとても率直に書かれているが、皆さんとても前向きにキャリアを積んできたことが分かる。
そもそも建築設計者というキャリアは非常に先行きが見えにくい職業ではあるが、そのことに拘泥せず自分の直感や想いを信じて積極的に飛び込んでいったことが結果的に道を切り開いくことにつながっている。
「どうなるか分からない」から動けないのではなく、「どうなるか分からない」けど動いていくことで、何かしらの次のステップに上がっていける。そして、そこから見えた新しい風景の中から次の一歩を考えていくようなことが大切なのだと感じた。
そういう意味で本書の副題の「世界はチャンスに満たされている」ということを感じられた。
建築設計を目指す人以外でも、読んでみると将来のことについてポジティブな見方ができるようになる本だと思う。 -
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