よくわかる自衛隊問題: 「専守防衛」から「海外派兵の軍隊」へ (シリーズ世界と日本21 37)
- 学習の友社 (2009年4月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761712396
作品紹介・あらすじ
災害救援や「ミサイル防衛」でマスコミに露出する自衛隊。「専守防衛」のはずが、イラクへ、ソマリアへ、そして-。国民には見えにくい自衛隊の内実を、米軍への従属、海外派兵型戦力への変貌を軸に解説。憲法9条と「平和的生存権」を守る立場から自衛隊の本質と問題点を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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書籍番号
M110129-021-9784761712396詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
武器を持ってはいけない、戦争をしてはいけない。
それは憲法第9条を見ればわかる。
しかし、現代社会は非国家主体が起こすテロに直面している。
日本はどのように防衛するのかを、考えなければならないのではないだろうか。
こういう自衛隊問題は、とりあえず自衛隊批判をするが、なぜ批判されるのか歴史的背景や今日本が置かれている状況を日米関係を絡めている本が少ない気がする。
そういった背景を踏まえ、自衛隊の活動といったものに賛成・反対の両意見を読んでみたい。 -
アメリカと一体に、着々と海外派兵の軍隊としての機能を高めていく自衛隊。
多くの市民は、その実態をご存知ないでしょうね。
「日本を守るための自衛隊なら、必要」という人も、この実態を知ったら、政府がなし崩し的に自衛隊を「変質」させていることへの怒りを感じるでしょう。
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