特別支援学級の異学年・小集団指導のポイント (特別支援教育ONEテーマブック)

著者 : 青山新吾

制作 : 青山 新吾 

• 学事出版 (2014年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

特別支援学校の実践を参考にしながらも、小学校、中学校にある「特別支援学級」ならではの発想で展開している実践を紹介。

感想・レビュー・書評

[nikatomaさんの感想 · 2015年4月12日]

特別支援学級についての本は少ないという印象がある。支援学級在籍児童数は増え続けているので、担任をバックアップするこういったハンドブックのニーズは高い。

本書は、支援学級担任になりたての頃に読みたかった本。新しく支援学級の担任になった人には、おすすめ。

支援学級の担任経験がある程度ある今の段階でも、あらためて学びになることも多い。特に、最後に紹介されている多様な子どもたちが一緒に活動できる具体的なアイデアが勉強になった。「勝ち負けのないすごろく」や「ひとりに１セットあるカルタ」は、そんなやり方があるのか、と目からウロコだった。

自分の学級でもぜひやってみたいものが多かった。

著者プロフィール

青山新吾（あおやま・しんご）
1966年兵庫県生まれ。ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授、同大学インクルーシブ教育研究センター長。岡山県公立小学校教諭、岡山県教育庁指導課特別支援教育課指導主事を経て現職。臨床心理士、臨床発達心理士。

「2022年 『エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点』 で使われていた紹介文から引用しています。」