アメリカの心理学者心理学教育を語る: 授業実践と教科書執筆のためのTIPS

著者 : ロバート・J.スタンバーグ 宮元博章 道田泰司

• 北大路書房 (2000年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

米国の著名な心理学者スタンバーグが企画編集，アメリカ心理学会出版の翻訳書。心理学入門教育での授業実践に焦点を当て「いかに」「何を」教え，伝えるべきかについて，読み応えのある内容をつづった専門家用エッセイ集。この重要なテーマについて，日本での議論・検討の基盤形成を提案する意欲的訳出書。

感想・レビュー・書評

[ghostriderさんの感想 · 2015年10月7日]

スタンバーグ編著
心理学入門のFD集
組織的なFDの中で教養教育と専門教育の教育課程内での位置づけと教育目標と科目の到達目標の整合性と系統性の検討が強く要請される時流の真っ只中に今はいる。
大学らしい科目の最たるものである「心理学」をどう学んでいくのか，環境として何を用意するのか，結果としてどう変化していくようにガイドするのか，授業者として改めて考えるきっかけになった。