- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762825071
作品紹介・あらすじ
好評シリーズ「一般心理学編」の増補改訂版。今の心理学の状況を捉え,かつ理解すべき内容について本書ほどトータルにまとめた本はないと言ってもよいであろう。心理学で公務員並びに大学院を受験しようとされる方にとってはもちろんのこと,心理学についてアウトラインを知りたいと思われる方すべてにとっての必備書である。
感想・レビュー・書評
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某予備校で心理学系公務員の授業を持っている先生が書かれた本です。
心理系の公務員試験教材では、心理学辞典に並ぶ有名な教材ではないでしょうか。
実際法務省や厚生労働省に入省した人に話を聞くと、かなりの率でこの教材を使っているかと思います。
実際のところ、分野ごとにきちんと問題も整理されていますし、択一問題も記述問題もどちらも載っているので、なかなか役に立つのではないでしょうか。
特に心理系の場合、公務員試験に関して言えば他にまともな問題集がない(お馴染みのスー過去も心理学については当てになりません)状態ですから、事実上最初はこの本一択ではないでしょうか。(院試についてはよく分かりませんが)
ただもちろん本書一冊では足りませんので、特に総合職や家裁調査官補を受験する方の場合は、もう少し詳細に書かれた本も併せて参考にすべきだと思います。
また、特に巻頭のブックガイドはかなり役に立ちます。私は大学で心理学を勉強したての頃にこの本を読み始めたので、実験レポートを書くときや、授業より深い内容を学習したいときなどにも活用していました。さらに公務員試験を受験する際も、オススメ度が高い本は実際に揃えて勉強に使っていました。
ただし、解説等は分かりやすいとは言えないので、さすがに心理の初学者はもう少し簡単な本から読み始めた方がいいかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般心理学を試験問題形式で学べる。一般心理学が試験で出る人はもちろんのこと、そうでない人にもおすすめ。重要知識を効率よく定着させるには優れた構成だと思う。
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公務員試験用に。思っていたよりとても役に立ちました。
ただ、択一問題の回答が、問題のすぐ後に記載されているので、回答を見ずに考えるために指で隠したりが大変でした。面倒ですが回答は別冊になっているといいのにな、と思いました。 -
試験にでる心理学の一般心理学編。その増補改訂版。書店によっては以前のバージョンと一緒に売られていたりするので、間違えないように要注意。おすすめの参考書一覧も便利。