- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762827907
作品紹介・あらすじ
テクノロジを活用した学習がもたらす「新たな力」と,学校教育が担ってきた「欠かすことの出来ない貢献」とを,どううまく統合していけばよいのか。この避けられない課題に正面から切り込む。認知科学系の学習論を背景にした上で,教育を学校外に持ち出そうとするテクノロジという視座から,未来の学びのかたちを考える。
感想・レビュー・書評
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情報機器の普及、情報社会を生きる上で必要な知識やスキルの変化などから、学校は個別化、多様化した学習に対応したシステムに変容する必要がある。生徒の学習を個別に行い自主性に基づいた学習で生徒個人が多様化し高い専門性を育めるようにする一方、リベラルアーツのような幅広い教養を最低限保つ、生徒の勉強能力の格差を是正する、公平性を保つなどといったことが重要である。
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日本のように新しいメディアを学校に入れて効果も分からず行けいけどんどん、というわけにはいかないというアメリカの状態を示したものである。USAでのメディアと教育の関連について教育行政の視点からも見ている本である。さて、これを読んで卒論を考える学生の役に立つことは、USAでの現状というところであろう。
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徒弟制度,公教育の次に当たる位置づけとして,デジタル技術を用いた教育のあり方を,推進,懐疑派の両側面から論じている.
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EnCampで紹介。舘野さんより。