史記の再発見

著者 :
  • 汲古書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762967306

作品紹介・あらすじ

【はじめにより】(抜粋)
本書では、つぎのように『史記』の歴史を考えてみたいとおもう。序章では、武帝時代の社会のな
かで、父と司馬遷が著述をした背景と、出土史料の情報を紹介する。第一章?第八章では、『史記』本
紀と表を中心とする各時代の歴史について、どのような方法と意図で描いたかをみてゆく。そして考
古発見による史実との違いを考えてみる。終章では、『史記』の史料論と司馬遷の歴史観をまとめてい
る。漢代の司馬遷は、どのように古代中国の歴史を理解したのだろうか。また現代に生きる私たちは、
『史記』という古典から何を学ぶことができるだろうか。これから本書では、伝世文献に加え、新し
い出土史料の情報によって『史記』を作成した方法を確かめ、司馬遷が後世に伝えようとしたメッセ
ージを探ってみよう。

著者プロフィール

大阪市立大特任教授 工博

「2016年 『振動工学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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