カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話

著者 :
  • サンマーク出版
3.67
  • (16)
  • (26)
  • (30)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 298
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133724

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 平等な社会と言われるからこそ不平等を感じる
    自分にもできると思ってるからこそ妬む

  • あしながおじさんはいない。自分の人生を変えられるのは自分だけ
    平等の社会では不平等をより強く意識する
    自分がやりたいことをやるという自己実現も自分の責任
    成功している人をたたくエア試合は不安を解消しているだけ。理想と現実のギャップを認識できない
    この人には勝てない、と実感する勝負は意味がある
    減点思考では失敗しなければマイナスにならない、だから動けない。
    自分が生涯を捧げてもいいと思えるようなものがあった方が幸せ。チャレンジしない、ざわつかない人生は幸せじゃない
    再現できないものは実力ではない
    人脈とはAさんが自分に一目おき、自分との関わりにメリットを感じてくれていること
    (ただし、ただの便利屋ではなく、相手のできないことの穴埋め)
    自分はまだ本気を出していないと余裕ぶることで査定されることから逃げている
    他に選択肢があること、は会社への隷属を避ける
    自分の居場所はここしかない、と思うとリスクを取れなくなる。
    人生の歓びを目指すのは快だけである(苦痛もある、達成感)
    社会全体でみると、独立している人だって歯車
    しかし、受動的な歯車か主体的に他者とかみ合う歯車になるかは、選べる
    相手の願望を実現するためには、できない理由を除外しないといけない
    自分の良さは自分で見つけて自分でアピールしないといけない
    他人に貢献するとは自分を犠牲にすることとは違う。社会全体としてはプラスマイナスゼロになってしまう
    不幸はやがて幸福に転じる

  • 帰属する社会が1つしかなければ失敗を恐れてしまうと感じた。
    →学校という社会が小学生や中学生にとっての社会となるため失敗を恐れ他人を蹴落とす。

    トクヴィルの相対的不満
    →人は平等の状態であればその平等な人間が自分よりも評価を得ると嫉妬をしてしまう。
    カースト制などの階級制では生まれたその時からその階級なので奴隷が貴族に不満を持つことは少ない。
    (奴隷Bのほうがたくさん食べ物をもらっているなどのことのほうに意識がいく)

    努力をできない、またはしない人間は
    アドラー心理学でいう人生の嘘で
    やらないもっともらしい理由をつけて自分を守っている。

    人間はずるをする場合にずるをしたときに起こりうる損失と利得を比べ損失が小さい、または損失に比べ利得が大きい場合にはずるをする。
    インセンティブへの反応(やばい経済学)

    人脈
    →人脈とは自分がBさんを知っているということではなくBさんが自分を知っておりかつ自分と関わることによりメリットを感じてくれている状態。
    よって人脈は自分でつくるというよりも惹きつけるものである。
    他者がどう思う(必要とする)かはそれぞれで自分にはわからないので必ずしも他人に合わせる必要がない。
    (自分の帰属する社会で、最も大事にしている人間ならばそうとは限らないが。)


    チャレンジをして失敗を恐れるのは減点法を意識しすぎているから。教育がそうだから仕方ないかもしれないが。
    チャレンジをして失敗することはあまり大きな問題ではないが自分の今でき得る最高の準備を最速でしなければ成長はもちろん次のチャンスはなくなる。

  • カイジを題材にした三部作の完結編。カイジのお金、働き方を通して生き方という総合的な一冊になっている。

  • 人生を変えたかったら今日から変わること

    これがすべてだと思う。
    人生は長いようで短い。
    今の自分は本当の自分では無いというのは、昔から対生しない人の言い分。

  • どうも相性が悪かったらしく読みにくかった。
    とはいえ、いくつか心に響く言葉を得た。

  • シリーズの中では1番抽象的というか、漠然としていたとおもう。
    生き方に正解はないし、内容も広いなぁと思いながら読んでいた。
    でも、この本の通り、忘れてはいけない大切なことはある。

  • 挑戦して失敗しても、それはマイナスではなくゼロに戻るだけ。
    そして自分を大事にしつつ、自分を磨き続けること。
    そして自分のペースを守ること…。

    まずは現状をしっかり見つめることからスタートですね。
    泥だらけでのたうち回るような作業になるでしょうが、やるしかないでしょう。
    自分のことは自分でする…、シンプルながら非常に大切なことですね。

  • 《気になるフレーズ》
    ① 階級制度の崩壊(誰もが上を目指せる時代)が妬みを生み、とりあえず出る杭を叩く様(不安だから)になった。
    平等社会がより不平等な意識を生んだ。
    ② 減点主義の思想が人の行動を足踏みさせる。
    ③ 人脈は相手に自分にもう一度会いたいと思わせて初めて人脈。その人が欲すること、潜在的欲求に応えられる人物になること。
    ④ 人と同じでいたいという欲求が行動を縛る。
    ⑤ 自分の居場所は複数もつこと。
    ⑥ ごめんなさいよりありがとう
    ⑦ 相手に望みを叶えるものが勝つ。
    ⑧ ノロマの亀の自分を尊重。自分を受け入れる。
    ⑨ おれにも一言言わせろをやめる。

  • 【こんな人におすすめ】
    なんとなく、今の自分ではダメだなーと思っているけど、何も行動を起こせていない人

    【おすすめのポイント】
    アニメを内容をベースに書かれているので、活字だけの本しか読んだことがない方でもとっつきやすいところ。
    また、一般的に「常識」と思っている部分を否定しているので、自分の考え方を壊すということでは刺激があっていいです。

全35件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木暮太一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
アーノルド・ベネ...
佐々木 圭一
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×