- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763134431
作品紹介・あらすじ
繊細で、責任感が強く、有能な器官、それが私たちの腸。アレルギーも体重も気分も、腸と深く関わっています。最新の医学研究結果とその活用法から学ぶ、腸と正しくつきあう方法と健康な生き方へのヒント。
感想・レビュー・書評
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・グルテン
穀物の種に含まれる毒。腸壁の細胞の結び付きが薄れてしまう
・糖の種類は100以上
・トキソプラズマ
猫の腸に棲む動物(寄生生物)。猫のフンから移動、5年間は外でも生きていられる。(猫のフンに常に含まれているわけでもない)。
寄生されると、
猫の尿に魅力されるネズミ、自殺・事故率アップする人間
善玉菌は悪玉菌の餌を横取りする。
抗生物質でも死なない腸内細菌が存在する。
ピロリ菌が胃癌発症率を増すが、他の病気を防いでいる可能性が高い(その為、何十万年間も人間と共存してきたと考えられる) -
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腸を中心に、食べ物を目にした時からウンチが排泄されるまでのウンチク集。
■プラス
著者の文才なのか、翻訳者の文才なのか、文章がとても綺麗で流れるようで、かつユーモアもたっぷりと含まれており、クスクスと笑いながら読むことができた。弱冠25歳の方が書いたなんて末恐ろしい。また、食べ物を目にした瞬間から口に入れた時、食道や胃、腸を経て大便として出る時(排便時の最適な姿勢についてまでも!)までの一連の流れについて幅広く言及されていたのも面白かった。
■マイナス
とても広範な範囲の話で、勉強になる話はたくさんあったのだが、エッセイ集のような感じになっているので、読み進めるうちに前の内容をどんどん忘れてしまった(これは読者である私のせいだと思うが。。)。欲を言えば、例えば各章毎にまとめを載せたり、体系的な図を用いるなどして、理解とその定着についても工夫してもらえると嬉しいと感じた。 -
腸内細菌100兆個。抗生物質を飲めば,腸内細菌は大量に死ぬ。善玉菌を増やすには発酵食品を摂取すること。腸はセカンドブレイン。