- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763135117
感想・レビュー・書評
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青い髪にコンプレックスを持つ少年キラがスポーツ万能で頭もいい少年リクとともに伝説のアークを目指す冒険を描いた一冊。
キラとリクの成長に没入することができ、非常にすらすらと読むことができ、またストーリー仕立てになっていますが、僕らが生きていくうえで大事なことがたくさん書かれていました。
そして、経営者が行動するにおいて大事にしていた心構えも時折書かれており、そちらも読んでいて参考になりました。
また老師やエリカなどのキャラもまた二人の成長に大きく関わっており、そのやりとりもストーリーを味わい深いものにしていると感じました。
恐、寂、怒、妬、哀、我、空の7つのストーン、そしてアークである剣、玉、鏡とすべてに意味があり、そしてそれは僕たちが生きていく事に繋がっていること、そして誰もが存在意義があり、自分に自信を持って生きることの大切さを強く感じた一冊でした。 -
色々な思想を混ぜ込んだ物語形式の自己啓発本。
臆病な少年が勇者になる方法を学ながら成長していく物語。7章に分かれており、それぞれに教えがある。ヨガとアドラーと全ては1つという思想をミックスしているっぽい。テレビの脚本家らしく視覚的な表現が多用されているので場面を想像しやすく楽しめた。
人生が上手くいってないと思う人にオススメです。 -
2016.5.1
自己啓発本はどの本も同じで最後まで読んだ試しはないのですが、これは物語にしているので嫌味なくすっと入ってきました。なるほど、と素直に思えた部分も沢山ありましたし、巻末に要点を纏めて載せてあるのはとても良いと思いました。 -
自己啓発本に書かれているような内容が物語の中で自然な形で示されていて読みやすく、吸収しやすい感じがしました。
ファンタジーのような世界観で
冒険をしていくのは久々に読むので、
楽しんで読めました。
普通に子供の読み物としてあっても楽しめるものだと思います。 -
児童書に入るのかな?
ゲームをそのまま読んでいるような展開。
分かりやすく、あっという間に読めた。
思想やら哲学やらの導入編としては良さそう。
「こういう考えもあるんだよな」と思えるのだけれど、少ししたら忘れてしまう。
自分に合うものを見つけたら、また違うのだろうか。 -
物語の中に、引き寄せの法則、ワンネスの考え方、瞑想、チャクラの要素などがふんだんに盛り込まれている。
ローマ字になっている言葉(MINAMOTO, TANDEN,HARA,tamashii,IMA“KOKO”)が目につき、最初はわざとらしくすら感じられるくらいだったが、物語がとても良いために自然に引き込まれていく。
主人公のキラとリクが子供だからこそ物語の中で老子の教えとその実践に素直に納得でき、そのあとで大人向けの本であったことを思い出して自分の世界に置き換えるという脳内作業が抵抗なくでき、これまで読んできたスピリチュアル系の本の内容が現実でできることとして腑に落ちる一冊となった。
丹田に意識を向け腹を感じて呼吸をし、光に包まれるイメージ・・・・なんてヨガでやっても、気恥ずかしくなるところがあったけれど、キラが光の卵に包まれて気持ちが落ち着けて力強さが内側から湧いてくるのは簡単にイメージできた。そしてそれがどれだけ戦いをする上でしっかりした土台になるのかもファンタジーの中ではしっくりくる。これが現実世界にも起こるなら、やらねば損だな、と思う。