ハーバード集中力革命

  • サンマーク出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135209

作品紹介・あらすじ

ADHD研究の世界的権威にして集中力のエキスパートである著者がハーバード大学医学部でつちかった20年以上の経験から明かす、集中力と生産性を劇的に高める叡智の集大成!

感想・レビュー・書評

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  • 思っていた内容と違っていたが、集中力を高めるにはまず何が集中する事を阻害しているのかを理解する事から始まっている。 阻害するものとして、デジタル依存症、マルチタスク、アイデアホッピング、心配性、おせっかい焼き、ヘマばかりと6つがあげられている。現在の自分はデジタル依存症であり過去はもっと酷かった。 後書きでも書かれている本書独特の表現に、柔軟な集中がある。これはフロー状態でもなくドリフト状態でもない、その間の事のようだが、つまりはバランスよくという事なのかな。 まずは集中力を阻害するものから取り除きたい。

  • 自分の人生を取り戻す
    集中を邪魔するもの;アイデア、情報の絶え間ないインプット、自分自身に語る自己破壊思想;精神生活の汚染
    電子機器;関連性低い、情報の信頼性が低い、習慣化や依存につながる、十分使いこなせないのは使う側の人間が無能だから、ギャンブラーのように次のサイコロ何が出るのか見てるのとおなじや
    依存;迷惑、個人的教育的職業的生活に問題を引き起こしている
    無力さ→使おうと思えて気分が良くなる、依存;無力さの時点で正直な感情表現をできると依存行動をずっと楽に諦められる
    退屈したらするべきことリストを作る、依存性を誘うようなゲームを避ける。離れてしまえばさほど重要性を感じなくなる。

    マルチタスク;時間感覚がおかしくなる、焦りを感じる

    フロー;最も集中した精神状態。時間感覚や生理的欲求、衝動を失う、自意識も失われるから終わってから気づく;自分にとって難しく、かつ非常に重要な活動

    エネルギー;睡眠は自分の脳と全身のためにできる最高の行為、寝る前4時間は重い食事取らない、ブドウ糖レベルが上下しないようにする、運動の鍵は楽しくやること
    失敗を見直すより、成功について考える方が能力が伸びることがわかっている。;1日の終わりには
    その日の上手いショットを楽しむ

  • 集中力を身につけると、人生が変わる。そのために必要なのは、生活自体を見直すことだった…という、けっこう根本的で、深い内容。

  • 集中できない例の物語と教訓。改善のためのヒント。

    C0030

  • 2017/09/30 初観測

  • 過去にたような本を読みましたが、いかに自分をコントロールするか、この本はうまくまとめてますね。

  • 一時期話題になっていたので購入。「ハーバード」は本書の内容にそれほど関係ない。「ハーバード」を冠すれば、購入者が増えるだろう程度のもの。6つの事例とその症例に対する処置法を紹介しながら集中力の状態をコントロールするための様々な方法が書かれている。カフェインは万人にとっての良薬。

  • いわゆる、広く浅く生活習慣から栄養・運動・人間関係をカバーした本。

    ハーバードはあまり関係ない気がします。

  • 集中力に欠けてしまう原因と対策について、
    いかにも米学者らしいまとめ方で綺麗な本。

    集中力、計画力によってヒラメキが得られる論は結構面白い。
    自分は以前に本書の例にあるような状態になったことがあり、集中力が大きく欠けたことがあった。今はだいぶ回復したが、それでも元に戻らないように注意する必要があるので、本当にためになった。

    訓練、習慣というとありきたりの内容にも思えるが、
    紹介されている対策は誰でも実践できることだけで、
    まずは実践してみたい。

  • 前半と後半の2部構成。精神科医の長年のご経験から、集中を阻害する要因と対応策を分かりやすく説明してくれています。

    前半は、集中力を欠く事例の紹介。後半は、集中するための行動や心がけなどです。

    私は、事例の2番目に出てきた「マルチタスク」の傾向が強く、日々の行動や考え方を振り返るのに役立ちました。

    時間のない方は、後半だけを読んでも良いかもしれません。

    本書から学び取ったことは、「前向きに、明るく、元気に毎日を過ごすことができていれば、自然と集中力を保つことができるのかな」ということです。

    習慣づけるとハードルが低くなる感じ、よく分かります。本を閉じてすぐ、仕組み作りに取り掛かりたくなりました。

    また、休息や瞑想の重要性、昨今よく言われることですが、本書でも再認識しました。

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著者プロフィール

精神科医。
ハーバード・カレッジとテューレーン医学大学院を卒業、ハーバード医学大学院で21年にわたって教員を務める。ジョン・J.・レイティとの共著書、『へんてこな贈り物―誤解されやすいあなたに―注意欠陥・多動性障害とのつきあい方』(Driven to Distraction)により、ADHDへの理解を革新的に広める火付け役となる。「ハロウェル・センター」をボストン・メトロウェスト、ニューヨークシティ、サンフランシスコ、シアトル、パロアルトに設立。

「2023年 『ADHD2.0 特性をパワーに変える科学的な方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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