在り方

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763138583

作品紹介・あらすじ

『人は話し方が9割』によって、2020年のビジネス書部門の年間累計発行部数・国内著者ランキング1位を獲得した永松茂久が、渾身の思いを込めて書き下ろす自己啓発書の最新刊。これからは「どう生きるか」よりも「どうありたいか」。特に新型ウィルスの影響で世界中が混迷の時代を迎えているなか、新たな価値観や考え方、流されない確固たる軸を持つことが望まれているのではないでしょうか。ぶれずに、そしてゆるがない自分の軸を持つためには、どうすればいいのか? 著者曰く「在り方とは、“こうありたい”と願う思いから生まれる物事のあるべき状態」であり、「それは、自分の中の“美意識”である」と説いています。20〜30代から圧倒的な支持を得ている次世代のニューリーダーが、時勢の流れを読み、さらには先人の知恵にもふれながら伝える、これからの生きる礎。

感想・レビュー・書評

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  • 自分に向きあうということが怖かったので、買ってもなかなか手にとれませんでした。
    美意識という基準については、ちょっと違和感がありました。
    自分の中に、はっきりとした在り方の基準=ものさしをもつというのは納得です。

    心に残った言葉は次の通りです。

    在り方の大切な理由
      ①決断が早くなる
      ②他人を理解できる
      ③重なる部分の多い人が見えてくる
      ④スタンスが明確になる
      ⑤立場の弱い人に優しくなれる

    自分と向き合うことではじめて在り方は強くなる
      ①自分自身を肯定するということ
      ②逃げても結局は何も解決しない
      ③自分だけは騙せない。自分からは逃げられない。

    やらないことを先に決める

    常に「有事にどうあるべきか」を考えておく

    わき目をふらず王道を歩く、重い荷物をもって真ん中を歩く

    迷ったときこそ、原点に戻る

    日本人として、無常観、道徳観、大局観を大切にする

    実学を身に着ける

    利他の心をもつ

    本当の謙虚さとは学び続けているということである

    今いる場所を深く掘る

    目次は以下です

    序章 あなたは「自分の軸」をもっていますか?
    第1章 あなたは今の自分と握手できますか?
    第2章 在り方に沿った「自分らしさ」を発見する
    第3章 在り方は言葉にすることで自分のものになる
    第4章 今こそ在り方を問う
    第5章 在り方の継承
    最終章 自分の軸を持って生きるということ
    終わりに 不思議なことが起きる10年の法則

  • audibleにて

    正しいかではなく
    美しいか

  • 【まとめ】

    ・自分の軸に従って決める。軸は自分に明確な問いを設定し、それから導きだされる。
    ・自分の確固たるゾーンを設定し、「在り方」という美意識のスタンスを明確にする→他人に寛容になる
    ・在り方の主語は必ず自分。
    ・「やらないこと、やること」を決める。それを言語化することで自分に馴染ませ消化する。理念まで昇華できたら最高。
    ・どんなに言い訳をしても、どんなに誰かのせいにしても、結局は自分で解決するしかない。ある悩みはそれを成功させない限り解決しない。
    ・重要なことほど実はシンプルで、新しい発見より忘れかけていることを思い出す作業の方が重要
    ・死をいずれ必ず訪れる到達地点と捉える→いかに生きるかを考える
    ・学ぶことで目先のことに惑うことなく大局観を持って世の中を見れるようになる
    ・何かに迷った時、心が折れそうな時は自分自身の心の軸に立ち返り、信じる在り方をしっかりと守ること。
    ・財産とはお金だけでは無い。財産とは自分のプライドや向き合ってきた時間、それによって手に入れた経験、自分の主張や考えも、どれも立派な自分の財産だ。


    【Todo】

    ・歴史に学ぶ→在り方の再発見。軸を学ぶ。サピエンス全史読んでみる
    ・福沢諭吉「学問のすすめ」を読む
    ・自分にとって、美しいものとは何かを考える。判断に迷った時はそこに立ち返って考える。
    ・これまでの、そしてこれからの自分が培ってきたもの全てを「財産」としてしっかりと認識し誇る。そして決して驕らないこと。

  • 軸の定義、自分の軸の持ち方、日本人としての在り方、など、幅広い面から著者の思う「自分の軸」について論じられており、「軸」に関する視野が広がったように感じる。

    軸を決めるだけでなく、軸に従って生きることで、道が開けるのかもしれない。

    読むと希望を感じることの出来る一冊であった。
    また、元気のないときに読みたい。

  • 非常に面白い内容でした。

  • 学んだ人にはそれに応じた学んだ人生が、学ばなかった人にはそれに応じた人生が、しっかりと準備されている
    ああ、なんと平等であることか
    日本人の在り方
    昔から大切にしてきたものとして
    無常感
    道徳観
    大局観
    愚民の上に過酷な政府があり、
    良民の上には良い政府がある
    政治の質とは国民の質

    この世の最大の悲劇は自分を嫌いになること

    在り方はいくつあってもいい
    私はまるまるとしてと主語を明確にする

    優秀な結果は優秀な問いがつくる

  • ⭕️在り方とは自分の美意識✨
    自分の立場が上がる前から
    弱い立場の人を大切にし続ける。

    ◎この本に紹介されてた読みたい本
    ・情報断食
    ・武士道
    ・学問のすすめ
    ・思うことから、すべては始まる

    【感想】
    私は自由業として
    人が喜ばない事はやらない
       人が喜ぶ事はやる

    主語を明確にするのはとても良い。

  • いろんな役割・顔があり、それぞれどう在りたいか?をイメージ/可視化すべしという話。個人的には「そもそもどう役割・顔を作っていくか/いきたいか?という在り方」を期待していたので、中断。

  • 自分と向き合う
    自分に嘘をつかない
    近道や楽さを求めず、まっすぐにすべきことをやる

    共感

  • 美しさと愛と自尊心

    自分の軸を持って生きることと自尊心の重要性を再認識できる良書。2回連続でオーディブルで聴いた。

    気付き
    ・自分の軸を持って生きるとは自分の中で「美しいかどうか」を基準する
    ・自分の軸を持って生きることのメリット
    決断が早くなる、人にやさしくなれる、誤りをすぐに認めることができる、立場の弱いものにやさしくなれる
    ・自分の軸を持って生きるには「在り方」をはっきりさせておく
    ・「生き方」はDoで「在り方」はBe
    人生の進路を決める基準である
    ・在り方をはっきりさせるにはまず、いろんな立場の自分を考えてみる。父親としての自分、夫としての自分、職場での自分等
    そして、なりたくないものから考えていくと希望している「在り方」が見えてくる。
    ・誰かを目標にしてもいいし、誰かに教えてもらってもいい。
    ・教わる教えるについて
    教えることの最終目標は、指導者がいなくても自立できることである。
    「魚をあげるより魚の釣り方を教える」
    教わる側の姿勢も重要である。 
    ・勉強について
    在り方を勉強するのも重要だ。現在は様々な情報で溢れている。しかし、王道は一つしかない。そんな簡単に身につくものでもないので、昔からある哲学の本や、昔からある自己啓発本を読むのが良い。
    ・自分の在り方を言葉に出したり文字化する
    ・すべての行動の根源が愛であればそれは「美しさ」を持ったものであり、それは望んだ自分の在り方であり、自分の軸を持って生きていることだ。
    ・自分の軸を持って生きることはときに難しいこともある。しかしそれに屈しなければ、世間的には批判されるかもしれないが、自分自身を称賛できる。自分自身を認めたい=自尊心なのだ。


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著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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