(文庫)ゆっくり、つながる 手紙生活 (サンマーク文庫 き 3-1)
- サンマーク出版 (2013年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763160317
作品紹介・あらすじ
人気イラストレーターがエッセイを交えて綴る、かわいい手紙のつくり方、書き方からマナーまで。
感想・レビュー・書評
-
以前、木下さんの著書「手紙を書きたくなったら」を
読んで楽しすぎる! と感動すら覚えたのだが、
この「手紙生活」も楽しさ満載である。
簡単にできるけれど、ほんの少しレベルアップした
手紙の工夫、楽しみ方が紹介されている。
難しそうなことはなくてやってみようかなと思える。
手紙の基本的なマナーについて書かれているのも
興味深いと思った。やはり型を知らずに型破りなことは
できないと感じているのは私と同じだと激しく共感。
そして、ルールに基き、きちんと書かれた手紙の良さも
あるというところにも共感した。
面白かったのは「手紙辞典」に書かれたラブレターの
例文についての意見。笑えた。
手紙の書き方について書かれた古い本の例文は
もはや短編小説だと書いている人がいたっけ。
手紙の辞典的なものは私も持っていた方が良いかなと思う。
いろいろ(楽しんで)使えそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お友達が読んでいるのを知り私も読んでみました。
母から荷物と共に来る「元気にしていますか?」の手紙。
妹からのバースデーカードやクリスマスカード。
転校して5年もの間、文通を続けてくれた友を思い出しました。
切手の貼り方や使い方の楽しさ、手紙のルールもあり手紙についてぎゅっと詰まった一冊。 -
とにかく誰かに手紙を出したくなりました。
ちゃんと切手を貼って、ポストに投函するやつ。
そしていろんな切手をストックしたくなりました。
本書で紹介されていた「50円のバラ」と「30円の蝶」ではないけれど、私の知り合いにも葉書を普通の52円切手でなく、「50円のハリネズミ」と「2円のウサギ」で送ってくれた方がいて、センスがいいなあと感心していたんです。ちょっとした遊び心がいいなあって。
そういうちょっとしたところに気を配れるって、素敵だと思います。既読スルーに振り回されず、のんびり余裕のある手紙生活、始めてみようかな。 -
三省堂の手紙辞典が読みたくなりますよ(笑)
-
手紙好きには堪らない一冊。
簡単なマナーや手紙の楽しさを、可愛らしいイラストや写真と共に紹介されているので、バイブルとして置いておきたい。 -
手紙を書く上での、いや、手紙というのをどんなデザインで仕上げるのかを真剣にまとめた技術本。こういうのが好きだ(笑)こういうのが私事で手紙を出すのがおっくうな時に背中を押してくれる。なるほど、おれは手紙が、いや手紙のデザインが、何でもかんでもデザインすることが好きなんだだとつくづく思う。そして、上には上が、その筋の専門家というのがいるもんだと納得。