一歩を越える勇気 (サンマーク文庫 く 2-1)

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763160331

作品紹介・あらすじ

日本人初のエベレスト単独・無酸素登頂、そして世界初となるエベレスト登頂時のインターネット生中継に挑む若き登山家が生と死の狭間で学んだ、人間の本質にせまる感動のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 登山家、栗城史多が書いた自己啓発本
    (残念ながら筆者は登山挑戦で死亡)
    文章からもやや命知らずなところを感じる。

    (カネもコネもなかった)「僕は、エベレストで単独・無酸素登山をして冒険を共有するという夢を持ってから、二年間ずっとあることをしていた。それは、自分の夢をたくさんの人に語るということ。これができるだけで、夢が実現する可能性は高い。」→なるほどたしかに

    人の夢は絶対に否定してはいけない。希望が消えてしまうから。 もし無理だよねと言い張る人がいたらそこからは距離を置く

    スポンサー集めに徹底的(がむしゃら)に営業
    お断り上等→「お友達を紹介してください」
    →人脈をつなぐ わらしべ登山家
    売り手良し買い手良し世間よし

  • エベレスト単独無酸素登頂に繰り返し挑んだ栗城さん。
    意識の限界を超え、足が動かなくなったときに、それでも心の底から「ありがとう」と言えたときに一歩が踏み出せるという。
    驚異と思いながら、やっぱりそうなのかという確信。
    この超納得感に出会えたことで、私には五つ星以上の価値があった。

  • 2014年7月7日 夫からのプレゼント。
    2014年11月15日読了。

  • B786.1-クリ 300323599

  • 自分一人でやっていたのではかならず限界が来る
    どれだけ応援してくれる人がいるかですべてが変わってくる

    山頂は、それまでの苦しみや悲しみすべてが喜びに変わるところ
    苦しければ苦しいほど、それは大きな喜びに変わる
    山頂が必要なのだ。苦しみを喜びに変えるために

    夢はかなうかなわないは関係なく、持つことに意味がある

    夢を語ることは、自分を変えるだけはなく、
    多くの人と出会い、支え合うツールにもなる

    苦しみにい対抗しようとしても力は出ない。この苦しみを受け入れるしかないのだ

    苦しみや暗闇があるからこそ、光は強く輝く

    大切なのはどう生きるか

    「不可能」は、自分の心が勝手につくっているだけ

    目的のために負荷をかければ、それはバネになり力になる

    何か自分ができることを毎日精一杯やる
    そのためには、目的を持たなければいけない

    「何のためにするのか」それを明確にして、相互性を考えて、コンテンツをつくる

    「執着」すると大切なことが見えなくなる

    仕事を通じて人を知り、人を通して自分の使命とは何かを知る

    人間が本当に力を発揮できる時というのは、すべてを受け入れたとき

    「苦しみにありがとう」

    誰かが、誰も踏み出さない一歩を踏み出さなければならない

    成功だと認められるかどうかではなく、自分自身が本当に挑戦したと思えるときこそが成功

  • 浅い。著者の想い、登山の苛酷さ、臨場感も全く伝わって来なかった。断片的に描かれた登山シーン、著者が自分自身を切り売りするかのような描写には辟易した。登山家による著書、山を描いた著書はかなり読んでいるが、これほど共感出来なかった著書は無い。

    沢木耕太郎の『凍』、山野井泰史の『垂直の記憶』などに比べても遙かに浅い内容だった。この著書が10万部突破のベストセラーだとは。

  • 自分の殻を破る。出来ない自分を見つめ直した。

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