地球をつつむ風のように

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763193728

感想・レビュー・書評

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  • この本には龍村監督のサインをいただいてます。「魂の友へ 2001.9.27」と書いてあります。地球交響曲第四番の上映会に監督が来られた際、上映後監督のサイン会がありました。上映会や共演者との対談講演など積極的に舞台に上がる人なので、監督を見る機会は多いのですが、サイン会があるのは珍しいような気がします。ちょうど本が出版されたばかりだったから、本のPRも兼ねていたのかな。

    監督の映画はもちろん素晴らしいですが、文章も素晴らしいと思います。文章の中に意見や主題がハッキリあるし、言いたいことが的確に表現されていて(文の構成が上手なのだと思う。さすが映画監督。)分かりやすいし、表現力も豊か。本は3冊のみ出版されているようですが、もっと本も出して欲しいと思いますね。

    本の後半は「風」をテーマに描かれていて、地球上の生命は風から生命活動に必要なものを得ていること、風は様々な情報を乗せて地球上をかけまわること、などが書かれていました。中国の風水では「風」を集めることを重要視するし、気功の気も風と似たようなものと考えると、監督の「風」論は納得できます。

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著者プロフィール

映画監督。1940年生。京都大学文学部卒業後、NHK入社。同社退職後、ドキュメンタリーなど多くの作品を手がけ、92年、映画『地球交響曲』で絶賛を博す。以来「第一」~「第五」番の自主上映会が全国で続いており、2007年春には『地球交響曲 第六番』が全国各地で公開予定。

「2007年 『魂の旅 地球交響曲第三番』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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