未来をひらく海洋温度差発電

著者 : 上原春男

• サンマーク出版 (2007年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

これで人類は、生きのびられる。「海水から電力をつくる」-夢のような発電法とは?環境・食糧・水問題を一挙に解決する方法とは?絵と図で読みとく、あたらしいエネルギーのかたち。

感想・レビュー・書評

[猫武炸成さんの感想 · 2013年4月27日]

2013年4月27日

ﾌﾞｯｸﾃﾞｻﾞｲﾝ/櫻井浩+三瓶可南子(⑥design)
ｲﾗｽﾄ/小峰俊明、五味健悟、桝村太一
COVER PHOTO/ORION(amana)

[hipopotasさんの感想 · 2011年10月8日]

装丁がめちゃいい。絵本のような進めかたで、読みやすさが追求させられていたように感じた。また、こういった環境推進本は小難しい単語の羅列が多いが海洋温度差発電をわかりやすく図解していた。

「海洋温度差発電」とは深海と表海の温度差を用いた熱エネルギーによる環境発電。加熱発電とは異なり、CO2も出さず、資源の枯渇もないエコな発電といえる。また、この発電の長所はエコという点だけでなく、海水の蒸留による飲み水の確保、水産資源の調達など様々な利点がある。

ただ利点しか書かれていなかったので若干内容に怪しさがある。