- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763197054
感想・レビュー・書評
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図書館にて発見。
タイトルと表紙から、房中術や回春術系の内容かと思ったら、中身は普通のツボや経絡の解説で、いたって普通の内容でした。
そういった基礎知識については専門家の施術に任せて、私が関心あるのは、基礎知識周辺の著者の体験に基づく雑談系の記述です。
そういう面からすると本書の「前書き」「後書き」は読みどころです。
「前書き」では、知人の家を訪問して腰痛に施術をしていると、一緒に家族もリラックスして赤ちゃんの便秘も治ったという経験が述べられています。
“科学的”にはあり得ない出来事ですが、鍼灸の世界ではあっておかしくないと思えてきます。これを説明するには、「場」や「波動」という言葉を使うのがいいか、それとも「空気」でしょうか。
「後書き」では、「ねこ新聞」の編集長・原口緑郎さんに献辞が書かれています。
結構有名な新聞らしいですが、その編集長を施術されていたとは。かなり重症だったようで、その後の復帰は高橋さんの施術の効果があったから!?やはり本を出すような方は著名人のつながりがありますね。(私は全然ない)
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170815/p1詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もっとお灸(つぼ)を覚えて、大切な人たちのからだにある生命エネルギーをめぐらせてあげたい。からだの不調も気分の浮き沈みも生命エネルギーがとどこおっているからなんじゃないかと思った。
私の東洋医学への関心をかき立ててくれた素晴らしい本。表紙とか挿絵に惑わされてはいけません。