- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763198662
感想・レビュー・書評
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これからの生活を考えるにはとてもよい本でした。
今まで、当たり前にある食べ物がどのように作られて、環境にどれだけ影響を与えてしまってるのかを理解できたので、これからは自分自身がどう付き合っていくかをもっも考えてみようと思います詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古き日本の食卓は元々健康バランスに優れており、それは陰陽道に基づいたもので、科学的にも説明できる。しかし、本書にはヒステリックな表現が目につき、読み物としてはお薦めできない。『家庭の医学』のような、読み物というよりもリファレンスとしては役に立つ。
たとえば食の欧米化(動物性たんぱく質の取り入れなど)で癌などの成人病が増えたと言うが、食の欧米化と成人病の増加の因果関係は必ずしも分かっていない。寿命が延びているから成人病が増えているだけなのかもしれない。聖路加病院の日野原理事長は、動物性たんぱく質の取り入れにより、日本人の寿命は延びたとも証言している。
また、白米より玄米を推奨することはよいとして、工場で精製された精製塩や醤油の否定まで及ぶと、全く賛同できない。工場で精製された調味料を完全否定したら、我々はどこでそれを手に入れたらよいのか?残念ながら、日本人全員に行き渡る天然調味料は、日本では供給不可能である。自動車事故の撲滅には自動車全廃を唱えるようなもので、現実解ではない。
2012.04.16、朝活読書会で紹介される。
2012.06.04 読了
<陰陽>P21、P28,29参照
陽:冬や寒いところで育つもの、縮む効果、ナトリウム
調味料、肉類、魚介
中庸:五穀、根菜、海藻、ごま・あずき
陰:夏や暑いところで育つもの、ゆるめる効果、カリウム
香辛料、なす科、いも科、葉菜、くだもの
ナトリウム:カリウム=1:5〜7
<目次>
第1章 台所は家庭の薬局です
第2章 陰陽は森羅万象の法則
第3章 基本の食べものと食べ方
人のホントの食べものとは?
日本という風土に合った、日本人の食べものとその役割
第4章 体調をととのえる食べ方のコツ
季節に合わせた食べ方を取り戻しましょう
食から生活習慣病を予防
第5章 この症状には、この手当て
第6章 いつでもどこでも、食べもの手当て法(実践編)
玄米、大根、しょうが、さといも、青菜、豆腐、番茶、梅干、くず、れんこん、ごぼう、にんじん、みそ、大豆・あずき、ごま・ごま油、自然塩、海藻、干ししいたけ、夏野菜、こんにゃく、かぼちゃ、ねぎ・たまねぎ、野草・樹木、果物、菊花、有精卵、かき -
体の陰陽を整えることで症状を改善するという考え方や、それに則った食箋の提案などは共感が持てた。が、その前提となる理論部には疑問が残る。「NO DATA」の部分を「かつては存在しなかった」と解釈してしまっているが、どう考えても「かつては重要視されていなかった」「かつては認識されていなかった」が正解だろうところを断言しているが故に、個人的には他の部分まで説得力が感じられなくなってしまったところがあり、残念。そのせいで話半分に読んでしまった部分が大きい。
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読みやすさ★★★★
学べる★★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★
読み返したい★★★★
東洋医学書であり、育児書であり、料理本であり、思想書である。母親になる人は読むべき。一家に一冊、家庭の医学書の代わりに。 -
図書館で借りたのですが、ざっとみて家に置いておく救急箱的な本だなと思いました。
後で買うかも… -
体に自然な食事とお手当で、元気に過ごせると思う。
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この本を読んでいると、おばあちゃんを思い出す。私たちは子供の頃に既に昔の人の知恵を授かったにも関わらず、それを活かしていない。重い病気や不妊といった何か健康上の障壁が出てくる30代も後半の頃にようやく健康とは何か、自分の体とは何かを知ろうとする。温故知新。先人の知恵を活かして健康な人生を送る。鉄火味噌はこの本を通して知ったもので、作るには想定以上の手間がかかったが、とっても美味しかった。
この本を読んで、命のある食事を心がけようと思った。
まさに、ヌチグスイである。 -
ちょこちょこ軽くできるものをチョイスしてやるくらいが良いと思う。
書いてあることを全部やってやるとか思うものなら、
ストレスが溜まって逆に病気になる -
健康のために食について学びたいと思い本書を購入。
たど本書に出てくる、「陰」・「陽」、といった非科学的に感じてしまう区分がどうも性に合わなかった。
ただ、食べ物を2区分にするというシンプルさは良いと感じた。
以上 -
マクロビの基本にしている本
体調に合わせて食べるべきものを見つける辞書のような役目