マスコミが伝えない裁判員制度の真相

  • 花伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763407337

作品紹介・あらすじ

マスコミが熱狂的に報道した裁判員制度実施から6年。裁判員のPTSD、裁判員の異常な辞退率、市民感覚を謳われた裁判員の暴走、疲弊する法曹関係者、高裁によって覆される死刑判決――。裁判員制度は日本に必要なものであったのか。全報道を精査し、その真偽を問う!

感想・レビュー・書評

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  • 裁判員制度が始まって6年。
    さまざまな問題が出てきています。
    市民感覚の問題、出頭率の問題、運営面の問題、量刑の問題、などなど。
    本当に裁判員制度は上手くいっているのか、報道などからも詳しく考察しています。
    裁判員制度はもうやめた方が良いでしょう。
    裁判員制度を過度に持ち上げるマスゴミにも問題がありますね。

  • 裁判員制度の問題点を指摘した本。

    とはいえ、弁護士の立場から見えるもの、であるので当事者の立場からはどう思うのかとも思う。

    ただ、裁判員制度が事実上辞退自由になってしまっているので「裁判員をしたくてしようがない」人ばかりが集まってしまっているのは確かに問題。

  • 図書館で借りた。複数著者の本だが素人が裁判員になったら感情論になり正しい判決にならない、国民も裁判員になりたくないデータ、マスコミによる世論誘導などによる弊害、性犯罪の被害女性が一般人にバレる、等々を過去の判決を事例に挙げ解説している。良い点を全く書いてないので偏った内容だと感じた。

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著者プロフィール

1968年生まれ、神奈川県出身。北海道大学法学部を卒業後、1998年に弁護士登録。2000年より、いの法律事務所開設。札幌弁護士会所属。
 2007年より「北海道裁判員制度を考える会」事務局として、裁判員制度廃止に向けた街頭活動や学習会などを行う。また、ブログで司法の問題について広く発信している。

「2015年 『マスコミが伝えない裁判員制度の真相』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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