古代ギリシア教父の霊性: 東方キリスト教修道制と神秘思想の成立

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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764274273

作品紹介・あらすじ

人間の存在全体をかけて神を讃美する

初代キリスト教の伝統はすべての教会の共有財産であり、その形成に貢献したのが「古代ギリシア教父」である。彼らが模索した「神に向かう人間のあり方」は「キリスト教霊性」と称されるものに結実し、修道制と神秘思想、また神化思想を成立させた。現代も東方キリスト教において権威を堅固に保ち続けている、彼らの信仰と教えの遺産とはどのようなものか。キリスト教霊性思想の起源と発展を探究し、その核心に迫る好著。

著者プロフィール

1957 年長崎県生まれ。1985 年南山大学大学院文学研究科神学専攻博士前期課程修了(神学修士)。1993 年ウィーン大学大学院神学専攻博士課程修了(Dr. Theol.)。南山大学助教授、神戸海星女子学院大学助教授を経て、2010 年より龍谷大学国際文化学部(のち改組に伴い国際学部)教授、2015 年より国際学部長。著書に『祈りの心身技法── 14 世紀ビザンツのアトス静寂主義』『ギリシア正教 東方の智』『多文化時代の宗教論入門』(共編著)『1 冊でわかるキリスト教史』(共著)ほか。

「2018年 『古代ギリシア教父の霊性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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