坂田昌一 コペンハーゲン日記: ボーアとアンデルセンの国で

制作 : 坂田昌一コペンハーゲン日記刊行会 
  • ナノオプトニクス・エナジー出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764955226

作品紹介・あらすじ

湯川・朝永とともに、日本の素粒子物理学の基礎を築いた坂田昌一の素顔にせまる日記と書簡。現代物理学揺籃の地、コペンハーゲンののびやかな空気が育んだ、「坂田模型」発表直前の記録を初公開。座談会「原子力と国際政治」収録。

感想・レビュー・書評

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  • とつとつと語られる毎日。
    物理のことはサッパリだが、往年のコペンハーゲンと学者世界がのぞけて味わい深い。『犬が星見た』を思い出す。
    ちょうどビキニ水爆実験の時代であるが、
    私がこれを読んだのは米大統領が中距離核戦力全廃条約離脱をいいだしている折でもあり、
    なんともいえない気分も味わった。

  • 生誕100年を記念しての出版。
    坂田昌一 原子力をめぐる科学者の社会的責任 岩波書店
    西谷正 坂田昌一の障害 化学と平和の創造 鳥影社
    も同時期に出たとのこと。

    森田たま 「私のノート」、「ヨーロッパ随筆」に坂田が登場し、本書に森田が登場する。

    デンマーク関係著作として、新聞、素粒子論研究などに随筆を書いている。

    何を喋っているかわからなかったという率直な感想が嬉しい。

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