- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766001648
作品紹介・あらすじ
劇的によくなる減感作療法、80%の人に効果があります。この一冊が花粉症患者を助けます。
感想・レビュー・書評
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アレルギー専門医と患者のQ&Aの会話形式で花粉症の知識、治療法についてまとめている本。初期治療とはなにか?花粉症の手術はどのように行われるのか?病院ではどのような治療をしてくれるのか?といった花粉症の治療についての疑問を取り上げ解説している。
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この著者は日本アレルギー学会の理事で
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会幹事といった
耳鼻科やアレルギーの親玉みたいなひとが書いた本
実際行われている治療法や最新の治験や最新の治療法も
紹介している
今日本で行われている治療のお手本みたいな内容 このような治療を
してくれる医師ばかりなら花粉症で悩む人もすくなくなるんだろうな
ただこのようなすべての選択肢を提示して道筋をたてておしえてくれる
医師がどれだけいるだろうかかんがえさせられる
Q & A方式なので読みやすいのもよいと思う -
ネットの掲示板で教えてもらった本。
「あなたの知らない」というほど、目新しいことが書いてあるわけではなく、まぁだからこそ真っ当な、正統派の本である。
Q&A形式で、現時点での花粉症治療に関する常識的な選択肢が平易に示されている。つるつるっと読めて、ふんふんなるほど、と頭の整理になる本。
・注射一本で花粉症を抑える治療がなぜ危険か
・市販の鼻噴霧薬には要注意
・減感作療法について
・スギ花粉入り食品を見かけなくなったわけ
のあたりは詳しく知らなかったので勉強になりました。
筆者らが開発した花粉量を調節できる「オハイオ・チェインバー」というのもすごい。私はここまで大がかりな検査をしてもらわなくてもいいけど(^^;)。
少し前までは花粉症というと、とにかく「なると大変!」と、ちょっと逆上した感じだったけれど、近頃では患者数も増えてよくある病気となり、冷静に淡々とつきあう人が増えてきた、というところか。
今、病院で処方されている薬もそのうちほとんどがOTCになるとのこと。早くそうなるといいな。やっぱり受診は面倒だし。