柚木沙弥郎 92年分の色とかたち

著者 : 柚木沙弥郎

• グラフィック社 (2014年10月6日発売)

感想・レビュー・書評

[サユリさんの感想 · 2022年7月16日]

柚木さんの作品の色合いとデザインが、とても好き。
心が伸びやかに広がり、深呼吸して、身体の細胞一つひとつに新鮮な酸素が行き渡る感じ。

日常に美を。
直感を信じ、自分の感覚を信じる。

柚木さんの作品と、国内外から集まってきた、柚木さんの直感による物達の愛らしさも、読みながら眺めながら、笑顔にさせてくれる。

著者プロフィール

日本を代表する染色家。1922年生まれ。型絵染を創案した芹澤銈介に師事し、1949年に国画会デビュー。作家としての活動の他、長年にわたり女子美術大学で後進の育成に携わる。1987年からは退官するまで学長を務めた。作品は日本民藝館をはじめ、国立近代美術館など国内のさまざまな美術館に収蔵され、イギリスの国立ヴィクトリア＆アルバート美術館、フランスの国立ギメ東洋美術館にもまとまったコレクションがある。

「2019年 『夜の絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」