- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766130232
作品紹介・あらすじ
『レイアウト、基本の「き」』の内容をより役立つよう見直し、20ページ以上増補して新たな本として生まれ変わりました。
感想・レビュー・書評
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必要に迫られて読了。
こうした方がいいよ~っていう技術より、「レイアウトするにあたっての意識の持ち方」とか「ものの見方」とかそういう部分の解説が多かった。
ので、欲しかった情報とはちと違ったけど、まあ意識しておくに損はない話。
余談だが、そういえば昔デザイナーになりたいと思ってた時期もあったなーとか思い出したわ……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デザインを学び始めてすぐ買った本。内容的には、面白かったけど必読の書ではないなという感じ。
印刷物の話が中心なので、時代的にそこまで使わないかな…と思う反面、たまに専門用語が特に説明なくしれっと入っていたりして、現場の空気感を感じられてそこがすごく好きだった。
プロの呼吸のようなものに手軽に触れられる、と思えばいい一冊かもしれない。 -
感覚的にやっているレイアウト、ロジックがとてもわかりやすい。
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・雑誌やポスターなどDTP中心にレイアウトの基礎知識を網羅
・要素の優先順位の付け方や配置のバリエーションが知れる
・文字量少なめ、参考例多めで直感的に理解ができる
・フォントや色、写真レタッチについての基礎知識もあり -
【所蔵館】
総合図書館中百舌鳥
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000941102 -
紹介されて読んだ本。
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1 目の流れ
横書きならz型に、縦書きなら逆N型に目が流れる。
2 優先順位を決める
一番伝えたいものを、大きさ、位置関係、強さで強調。
3 面を分割する
【文字について】
※目の流れを意識する!!
たくさんの文章を読むとき、縦書きのときは明朝体
少しモダンにしたいときはゴシック体。
欧文体は、ボドニ、ガラモン、タイムズ、センチュリー、
ヘルベチカ、フーツラ、ユニバース、トレードゴシック
あたりから選べば無難。
一般的な文字サイズ:単行本13Q、文庫12Q、雑誌カタログパンフ...11Q
これに、文字の大きさ、文字間隔を考える。
行送りは文字サイズの1.5~2倍とし、行長が長いほど行間はあけたほうが読みやすい。
複数の段組みを扱うときは、同じカテゴリの文章で採用する共通のルールを守る。
和欧が混在する文:漢字ひらがなとアルファベットは、大きさが違う。なるべく太さや大きさが似ているものを選ぼう。
日本語の中に入る()や【】は、全角のものを使うこと。
タイトルは、本文と違いをつけること。具体的には
①大きさ ②太さ ③文字間余白 ④書体 で差をつける。
【写真について】
複数写真を配置するときは、まず優先順位を決める。
写真に大小をつけると、意味を伴うので意識する。
3点以上の写真を配置するときは、空間の中での塊を意識。
写真全てが等価の場合は、感覚や顔の大きさを均等に揃える。
キャプションは、写真に近いところに置く。
写真の上に文字を載せるときは、殺さないよう位置に工夫、コントラストを下げたりする。
【色について】
まずは単色を使って、色を意識する練習をしてみる。
赤:あたたかみ、元気。黄色を足すと快活で、抜くと派手なイメージに。
青:落ち着き、爽やか。明るくするとより爽やか。暗くすると重厚。
黄:注意、目立つ。濁りが加わると落ち着きが、淡くなると自然な白に。
緑:自然、安心感。黄色に振ると若々しく、混色で落ち着きのある色に。
紫:高貴、妖艶。赤みに振ると妖艶さが、青みに振ると誠実さが出る。
黒:濃度を下げるとソフトになる。
色を組み合わせるときは、同系色、反対色、それをずらす方法がある。
※薄い地色に濃い文字色を使うことで、読みやすく色の印象が伝わる!!!
写真を活かした文字配置にするときは、基本、文字は黒や白抜きにして、無彩色の文字色にする。
文字色を使う場合は、素材との関係をよく見る。 -
改定前とあまり違いがわからずだった。
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所在:展示架
請求記号:727/Sa85
資料ID:117004850
選書担当:白石
その名の通り、レイアウトやデザインの仕方の基礎中の基礎が事細かく載っている本です。PRポスターやプレゼンテーションなどで、写真の配置やフォントの種類、色の使い方に悩んでいる方は是非読んでみて下さい。