芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語

  • グラフィック社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766135978

感想・レビュー・書評

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  • 和風アリスというより和洋折衷アリスでしたね。急須と茶飲茶碗と御饅頭のお茶会とか。好きな雰囲気。

  • 注釈が多く、芥川・菊池ファンにきめ細やかに対応してくれる。アリス自体は何度も読んだことがあるものの、この本は『アリス物語』を通して芥川・菊池がいかに訳に取り組み、どのような想いを子どもたちへ託そうとしたか、ということを想像させ、独特の味わいを残してくれた。
    装丁が素晴らしくかわいくて、それが刊行前に亡くなった芥川、それを引き継いだ菊池、両者が届けたかった世界観を現代に体現するかのようで、すべて含めて大切なものを受け取めたような感覚が残った。

  • 933-C
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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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